かっこいい大人

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

先月このようなブログを書きました。

「壮大な“終活”を見守る用意は出来ている」

このブログはミュージシャンの吉田拓郎さんのラジオを聞いて思ったことを綴ったものです。
拓郎さんのラジオ「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」は1ヶ月に1回放送されています。
10月の放送が先週の金曜日(10/8)にありました。

拓郎さんのラジオは素朴に過去のことを話したり、これからのことを話したり思わず聞き入ってしまう魅力的な放送です。

今週もとても示唆に富んだ深い言葉がありました。

・かつては“頭が固いなぁ”と思っていた上の世代に自分ももうなっちゃってる

・ただ単に“頭が固く”なっているわけではないよ

かつて、日本のポップミュージックの新しい地平を切り開いて、若者の生き方みたいなものの“代表”となった吉田拓郎。
拓郎さんが築いてきたものはとてつもなく偉大で影響が広いものだと思っています。
私の上の世代は皆さん吉田拓郎の影響を受けているのではないかと勝手に思っているのです・・。

かつて“若者”で自由に表現を行なってきた拓郎さんが上に書いたようなセリフをおしゃったことがとても意義深いなぁと思いましたね。

年はどうやっても取るわけです。
それは誰しもそうで例外はありません。

その中で若い人たちとのギャップを感じながら、自分の年齢を重ねた感覚との距離を測るって誰もが通る感覚だと思います。
自分もこの数年、その感覚と戦って来た自覚があります。

拓郎さんが持った上に書いたような感覚は“かっこいいなぁ”と思いました。

受け入れることと、抵抗するということ。
抵抗と言っても、“頭が固い”という年長者特有の感覚ではない抵抗。

この葛藤も意気込みも両方感じる感覚を素直に表明する拓郎さんの“背中”。

これからきっと自分もそんな世代になってゆく中で、“あんな大人”になりたいなぁと思います。


さて、そんな拓郎さんですが、先日のラジオではこのような話をされました。

・拓郎さんの「ラストアルバム」は来年秋に発売。

・その来年秋にはこのラジオも終わるだろうと思う。

・その辺りを持って、自分の芸能活動は終了すると思う。

・拓郎さんのお母さんとの約束で、引くときは潔くをやりたい。

このような内容でした。
時間が迫っているなぁと思いました。
さりげなく拓郎さんは“引退”について言及されたのだと受け止めています。
決して、引退という言葉はお使いになりませんでしたし、むしろ「これは終活ではない」ということははっきりおっしゃいました。

周囲から見れば音楽活動の“終わり”を意識せざるを得ない言葉の数々です。

しかし、拓郎さんは“終活ではない”。
そんなノスタルジーで活動はしていないという意思表明だったのだと思います。

私たちは“終活”のお手伝いをする企業なので、このような言葉にはとても敏感になります。

拓郎さんの“終わり”を意識した“終活”ではない言葉の数々・・・とてもたくさんの学びがあります。

私はまだ若輩なのだなぁと思います。
今回の拓郎さんの言葉をもっと吟味して考えないと、きっと拓郎さんの気持ちには追いつくこともできないなぁと思っています。

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