言葉が一つ死にました

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

年末に再び大臣更迭です。
もう感覚麻痺してますか?
かつては“任命責任”って言葉は相当重いものでした。
麻生政権時は“任命責任”という言葉で追求を浴びまくっていました。
サンドバック状態につながる怖い言葉というイメージが“任命責任”にはあったと記憶しています。

しかし、軽いですね〜もはや誰も岸田氏の言う“任命責任”という言葉に真剣味を感じていません。
もう単に言っているだけと誰もが感じています。
そしてそれに対して何も思わなくなっている。

責任を取るという振る舞いは根絶されたと思いますね。

ただし、それは岸田氏に始まったわけではありません。
それを定着させたのは安倍晋三です。

今までは“任命責任”を認めてしまうと内閣の死を意味していました。
それを一旦自ら“任命責任”を認めてしおらしくしておけばほとぼりが冷めて何事もなかったことになるという前例を作ったのは安倍政権でした。

それを忘れているとしたら、“任命責任”という言葉を無意味化したのはあなたです。

責任を取らなくてもOKとしたのは安倍時代にそれを良しとした国民なのです。

それが今日の岸田文雄のセリフに100%繋がっています。

言葉が一つ死にました。

こう言う状態をですね、盗人猛々しいとしても虚しいのでしょうか。
本当に嫌になります。

子どもたちに“責任ある大人へ”とか綺麗事言えないですね〜。