こんにちは。広島で遺品整理業を立ち上げたはっぴいえんどの西本です。
今日はTwitterの話をしたいと思います。
実ははっぴいえんどはTwitterでも情報発信をしています。このホームページが完成したのが約1ヶ月前。Twitterのアカウントもほぼ同じ時期に作りました。
こんな感じです。
目的はあくまでもこのホームページを見ていただきたいから、日々のブログ更新情報やホームページの掲載情報が中心となっています。Twitterでの情報発信はこの“はっぴいえんどのホーム”への道案内です。
おかげさまで今日(8/30時点)でフォロワーさんが691となっています。まだまだはっぴいえんどの情報をご覧いただくべくもっとフォロワーさんを増やしてゆくべくがんばります!
フォロワーさんが急激に増えて、このはっぴいえんどのホームページをたくさんの方に見ていただくきっかけになった出来事があります。
このツイートだけで10,000人を超えるアカウントにご覧いただけました。
理由は、このツイートに書いてある『昭和16年夏の敗戦』の著者・猪瀬直樹さんご本人にリツイートしていただいたからです。急にフォロワーが増え、いいねも増えだしたので“何事が起きたのか”と驚きました。
私自身、個人でアカウントは持っていて、振り返ると2010年から始めていたようです。もう10年を超えていました。びっくりです。ただ、この5年程度は自分で発信することはせず開店休業みたいな状態でした。自分で色々ツイートしていた頃は何かツイートすれば知らない人から共感のツイートが届いたり、逆に反論が届いたりして意見交換を活発にしていました。いや、そういうことが5年前はできていました。最近のTwitter上での論争は昔以上に苛烈になっていて、今この温度感の議論に参加するには相当な勇気が必要だなぁと思っています。
話が逸れました。
Twitterの魅力はたくさんあるのですが、中でも“急に飛び込んでくる情報”が特徴的であると思っています。
基本的にTwitterは自分がフォローしている人のツイート(=情報)がタイムラインに流れてくるわけです。
しかし、リツイートやいいねの機能があるが故に、フォローしている人以外の情報が飛び込んでくるんですね。自分は、フォローしている人の情報や発言が欲しいわけですが、そのフォローしている人が関心があってリツイートやいいねをすると、正直見たくもない情報が目に飛び込んでくる・・・ここに想定外の運命を感じるのです。哲学者の東浩紀さんの言葉を借りれば、これを“誤配”と言います。
“誤配”とは、自分の思っていたこと・予定していたことの“外”から割り込んでくるあらゆることのことを指します。想定外の事態や、予定外の買い物などなど人生には自分が思っていたこととは全く違う何かに出会います。それがあるから人生は豊かになる。東浩紀さんはこの“誤配”の重要さを説く哲学者です。(以前読書日記で紹介した『弱いつながり』は旅で“誤配”に出会ってくださいという本です。旅行には“誤配”が溢れているのでぜひ旅行をしましょう!!)
私がAmazonではなくて書店で本を探すのも“誤配”を待っているからです。
そうなんです。
私の人生哲学はこの“誤配”を受け入れてそれに幸せを感じるということなのです。
Twitterから急に壮大な話に展開しましたが、そうです。このTwitterこそ壮大な“誤配”生成装置なのです。Twitterにリツイート・いいね機能があるために“誤配”は生まれます。
今回、猪瀬直樹さんのリツートからはっぴいえんどのホームページに来て、ブログを読んでくださった方こそ“誤配”の出会いなのです。こんなに嬉しいことはありません。
考えてみれば、こうして遺品整理業を立ち上げたことも“誤配”の産物です。そのエピソードは以前にも書きました。
遺品整理や終活を通してさまざまな方と出会えることが幸せだと書いたこともこの哲学につながるものです。
まだまだ“誤配”=“出逢い”を待っています。
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