私が遺品整理業を目指したわけ③

こんにちは。広島県で遺品整理業を立ち上げたはっぴいえんどです。

前回は話を少し脱線してしまい、社会人としては当たり前かもしれないことを興奮した筆致であれこれと書き綴ってしまいました。人のやることには脱線がつきものということでご容赦いただけると嬉しいです。

さて、今回は話を戻してコロナ禍で人生について考え始めた私たちはっぴいえんどの続きを書き綴りたいと思います。
前回の「私が遺品整理業を目指したわけ②」の最後に書いた文章をもう一度書きます。

人生って自分の意思とは関係ないところで急に変化を強いられ、急に終わる

この文章には私たちにとって2つの大きな意味を持ちます。
まずは、「自分の意思とは関係ないところで」というところです。
私たちがどれだけ望んでも観光業は政策やウイルスや世論に振り回されることしかなかった。あの期間に自力で何かを押し返せないかと悪あがきをしまくった経験からこの思い恨めしいほど痛感しました。

壁となったのは決してウイルスだけではありません。
というよりもウイルスではありません。
それは会社であり、政治であり、世論であり、空気であったのです。
自分を無力にする層は何重にも重なっていて見えないほどです。


結局出した結論は、自分の意思を持って動くことのできる場所をつくるということでした。
そしてもう一つの大切なこと。
それは「人生は(中略)急に終わる」ということでした。

自分たちが大人になってゆくにつれて誰かとの別れを経験してゆきます。誰しもそうです。
別れの方法は千差万別で人それぞれです。
しかし、突然の死という別れ方がある。
コロナ禍はそれを意識さざるを得ませんでした。

これまた当たり前ですが、人には誰にも死が訪れる。
人類これだけが平等と言っても構わないくらいの真理です。

ここが気になって仕方がありませんでした。
日常を生きながらいつかはこれが終わる。そんなことを考えることは1年に何回あるのか。
人間の無常感とか喪失感とかわざと見ないようにしているな気もします。

こういうことを考えると気が遠くなりますし途方に暮れます。

しかしこの課題に向かってゆくことは決して悪いことではないし、全ての人に訪れるこの死に人生を賭けてどう向き合うか。

今の時点での答えに向かう姿勢が遺品整理業を仕事にしてみるということになります。


こんなことをお客様のいなくなった観光業界で考えていました。
この“狭い”世界を飛び出して、誰もが必ず迎える世界に飛び込んでみよう
というのが言葉にすれば私たちが遺品整理業を始めた理由ということになります。

これからどのような出会いが待ち受けているのかはわかりませんが、これまでも誠実に様々なことを受け止めてきましたし表現もしてきました。その姿勢ではっぴいえんどは進んでゆきます。

はっぴいえんどは広島エリア(広島市・廿日市市・大竹市)で以下のサービスを提供しています。

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