嫌だなぁと思ったから

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

サッカーW杯が日本が快進撃を続け、M-1も決勝進出者が決まり、どちらも12月18日に決勝と年末は例年になく盛り上がっています。

そんな中、個人的には「渡部建」で盛り上がっています。

アンジャッシュの渡部さん。

謹慎からすでに復帰している渡部さんですが、いまだにテレビで見かけることはありません。
まだまだ世間からは嫌われているんでしょう。

私はこういう人・・・つまり一回、世間で人気者と祭り上げられ、その後景色が変わってしまった人の“現在”に興味を持ちがちな人間なのです。

最近、渡部さんが活躍を始めているのをご存知でしょうか。

舞台はAbema。

現在、サッカーW杯でメディアとして大躍進しているAbema。
実はお笑いに関してはずっと攻めた内容でテレビよりもはるかに面白い番組を作っています。

少し前までは極楽とんぼもテレビでは見れないけれど、Abemaでは見ることができていたり。
錦鯉やマジカルラブリーなど、今ではテレビで見ない日はないというほどの人気芸人たちも少し前までは“地下芸人”と言われていて、そんな彼らを最初にメディアで取り上げていたのもAbemaでした。

ランジャタイもヒコロヒーも錦鯉も私が初めて見たのはAbemaの「チャンスの時間」という番組です。

そんなAbema「チャンスの時間」が渡部さんを取り上げました。
その切り抜きYouTube動画が400万回再生を超えて大バズり中です。
なんだ、みんな渡部さんに興味あるんじゃんって感じですね。

Abemaでは「チャンスの時間」以外にもくりいむしちゅーの有田さんの新しい番組「引退TV」でも渡部さんを取り上げています。こちらも大変な話題になっています。
皆さんはこれを見てどう思うのでしょうか。

私には愛しか感じませんね。
しかも笑いがたっぷりという。

人生ってつまづいた時が終わりではありませんからね。
実はその後こそが大切なんですよね。

そこが人生で一番面白い・・・いや面白くあってほしいと思うんです。

中国では非難されて死んだ人は死んだ後もずっと唾を吐かれるんだそうです。
“悪”と評価されて死した人の銅像は永遠に唾を吐かれるという話があります。

こんな風習どうですか?

私はこの話を学生時代に本で読んだときに「嫌だなぁ」と思いました。
どうして「嫌だなぁ」と思ったのでしょうか。

あの時嫌悪感を持った感情と向き合った結果、“その後”に興味を持ったのだと思います。

年齢を重ねて丸くなったというのもありますかね。

しかし芸人さんはずっと優しんですよね。
全部全部笑いに変えてしまうんです。

これこそが何かの答えなんじゃないかって思うから、芸人さんを尊敬しているし、お笑いが好きです。

来年は渡部さんがもっと面白く見えるようになるといいなぁと思います。