こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
大人の世界って「1+1=2」みたいな超簡単な理屈は当然わかっているでしょうという前提で話をしがちです。
何を言っている?って感じですか?
人と会話をしたり、このブログみたいに文章で何かを伝えようとしたり・・・要はコミュニケーションを取るときは“共通言語”というものが存在しています。“説明不要”のルールといったところでしょうか。
私は毎日このブログの最初に“広島で遺品整理業を営む”なんて書いていますが、これは“広島”という言葉が地名でおおよそどのあたりにある場所なのかが相手はわかっているだろうと決めつけて書いているわけです。“遺品整理業”という言葉も同様です。これが仕事であるということは説明しなくてもわかっていますよね?という話です。
ありとあらゆることをいちいち説明していては会話なんてできません。
コミュニケーションなんて取れません。
前提となる“共通言語”“共通理解”というのは絶対に必要なものです。
しかし、今日はその“絶対的な”前提に?マークがつくようなツイートに2つ出会いました。
私が何を言いたいのかわかりますでしょうか?
このツイートは安倍氏を支持して国葬にあわせてデジタル空間で献花をできるようにしようと運動をしていた人によるものです。つまり熱狂的に安倍氏を支持している人の言葉です。
安倍氏の熱狂的支持者がネット空間で献花をできるようにしたという話。
それに対して、安倍氏と統一教会との関係が明るみに出ているから、「あなたは統一教会関係者ですか?」と嫌疑をかけられたという話。
それに対してこの人は自分が統一教会関係者ではないと否定している。
そしてそんなことをいちいち言わなくてはいけないことを憂いています。
つまり、こんな疑いをかける人に対して文句を言っているわけです。
私はこれを読んだ時に一瞬意味がわかりませんでした。
別にこの人が統一教会関係者であるとかないとかはどうでもいいんです。
この人の文句の向いている方向です。
この人は自分に対して統一教会だと疑っている人に対して怒りを向けている。
これは怒りの矛先がおかしい。
自分が統一教会なのではないかと疑われることになった理由は安倍氏にあるのですよ。
だから文句の矛先は安倍氏でなければおかしいのです。
でもそれは最初から選択肢として無いようです。
それこそが疑われる理由なのではないかと思うのですが。。。
さて次。
今度は総理大臣の言葉です。
今朝拡散されたこのニュース。
多くの人が“?”と思われたようです。
「円安メリットを生かす会社を支援」
は?
円安が急激に進んでいるから物価が上昇するなどして困っている人が増えているって話ではなかったっけ?
もちろん為替は儲かる人もいれば損をする人もいるって話でそれぞれの立場で状況が変わることは当たり前の話ではあります。
しかし、政治の役目って困っている人を助けることが第一議ではなかったっけ?と思ったのです。
今は政府が為替市場に介入をしなければならないほど・・・つまり困るほど円安が進行しているんです。
これはいちいち説明不要なほどの“前提”でしょう。
そんな前提からの「円安メリットを生かす会社を支援」という現役総理大臣の発言です。
思わず「逆やろ!!!!!!」とツッコミを入れてしまいました。
そんなことっていちいち説明しないといけないようなことなのでしょうか?
これって最初に書いた“共通言語”レベルなほど当たり前の話です。
今は円安のせいで困っている人をこそ支援しなければいけない状況なのではないですか?
こんなことをいちいち書かなければならないことなのか。
凄まじい劣化だと思いました。
何しろこれが総理大臣の発言ですよ。
いちいちこんなことを書かなけらばならないなのかと絶望的な気持ちになっています。
これは流石に普段は意見を異にして論争をしていたりする人たちも同じことを思ったようで・・・。
今、ちょうど1年前に爆笑問題・太田さんが書いた文章を読んでいるのですが、本当に隔世の感があります。
1年後にこんなことになっているとは果たして誰が想像していたでしょうか。
菅さんは想像できていたでしょうね。
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