歴史に立ち会う

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

歴史が塗り替えられる日が来ました。
以前にブログにも書いたことがあるプロ野球・ヤクルトスワローズの村上宗隆選手。
ついに王貞治さんのシーズン最多55本ホームランの記録を塗り替える56号が出ました。

今日はヤクルトにとって公式戦最終戦だったんですよね。
村上選手、王さんと並ぶ55号を放ってから14試合足踏みをしていたんです。

55号まではどんな球でもホームランにするのではないかというぐらい手がつけられない絶好調だった村上選手ですが、王さんという歴史の前ではプレッシャーもあるのかぁと思わされるほどのホームランが出ない状態。もしかすると王さん越えは難しいのかもなぁなんて思っていましたが・・・。

ついに飛び出たーーーー!!
そもそも考えてみれば王さんの記録と言いながら、実際その瞬間は見たことがりません。
かつてその王さんの55号の記録に迫った阪神タイガース・ランディバース選手の54号だって昔すぎて見ていません。
2000年初頭にパ・リーグのローズ選手とカブレラ選手が同じ年に55号を打つというシーズンは見たことがあります。

55号をめぐる物語ってそもそも少ないのです。

だから“56”という数字をこうして目の当たりにすることができたのは、まさに歴史を見ている・・・そんな感覚になりました。

しかも村上選手はまだ22歳です。
恐ろしく若いです。

歴史的な記録って、見たこともないような過去の話だとずっと思ってきました。
現代プロ野球ではまず塗り替えられることのないようなものが“記録”というイメージがありました。
そもそも試合数であるとか、球場の広さとか記録が生まれる前提条件が昔と今では全然違ったりします。
昔は試合数が多かったり、球場が狭かったり・・・。

そんな前提条件をも吹っ飛ばすような記録であることも今回の村上選手の偉大さを示すものです。

メジャーリーグの大谷選手といい、今回の村上選手といい、完全試合の佐々木投手といい、過去の伝説を塗り替える大活躍です。

若い人たちが今まさに、将来“伝説”と言われるような前人未到の“事件”を生んでいるわけです。
長らくプロ野球を見てきていますが、少なくともこの30年間はこんな凄いことはありませんでした。

一体、今になってプロ野球選手の身体や、野球そのもののやり方に何かが起きているのでしょうかね。
その辺りにも興味があります。

しかも村上選手はホームランだけではなく、同時にこんな大記録も生みました。
こちらもまた歴史を塗り替える大記録です。
打率・打点・ホームランという打者にとっての個人記録全てがリーグトップという“三冠王”。

村上選手は史上最年少で“三冠王”となりました。

そもそも三冠王を獲ったことがある人なんてプロ野球80年以上の歴史において7人しかいません。
私自身、プロ野球を見ることになって三冠王を獲ったのは2004年のソフトバンク・松中選手だけです。
そして三冠王自体も、この2004年以来の誕生となります。
18年ぶりですか・・・これまた歴史の誕生ですね。

2022年は未来にとってどんな1年として記録されるのでしょうか。
社会としては元総理が暗殺されたり、時の総理が何もしない人だったとか、いまだに全国民がマスクをしているとか、とてつもなく“暗い”イメージで塗り固められそうな1年ですが、ここに村上選手の大記録という明るい歴史が刻まれました。よかったですね。

ほんと、今年ってどんなふうに語り継がれてゆくのでしょうね。

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