悲しみと希望と

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今日、9月30日は悲しい思いと、新たな芽生えへの期待の思いと相反する気持ちで埋められる1日となりました。

まずは三遊亭円楽師匠の訃報。
本当に驚きました。

このブログでも何回も講談について書いてきました。
円楽師匠は落語の方ですが、講談にとっても落語は切っても切り離せない演芸で、講談好きにとっても馴染み深い世界です。

伯山先生のファンとしては円楽師匠は馴染みのなる人で、伯山先生の口からも何回も登場している方です。
もちろん「笑点」という国民的娯楽番組の主要メンバーということで誰もが知っている人ですが、私にとっては若くて勢いのある講談師である神田伯山先生を面白がって可愛がってくれた師匠として円楽さんは存在しています。

先日、落語会の大名跡である“圓生”を自ら継承して落語会を盛り上げようとされていた円楽師匠。
まだまだ落語のために活躍されるおつもりだったんだろうなと思うと悲しくなります。

そして去年、円楽師匠と二人会を開催した伊集院光さん。
伊集院さんは円楽師匠のお弟子さんなんですよね。
伊集院さんの師匠への想いはラジオなどで熱い話として聴いたことがあります。
なので、とてもショックを受けているだろうなぁと思います。

これでまた、いつかは人は天に召されるのだなぁと無常感へ思いを馳せることになりました。


その一方で今日はラジオ界に新たな風が吹いた日でもありました。
神田伯山先生の“妹分”として今、売り出し中のアンジェリーナ1/3さん。
伯山先生がコロナでラジオを休んだ時に代役として抜擢されて、強烈に面白いトークを披露してラジオ界を揺るがした21歳。

ラジオでのおしゃべりが本当に面白くて熱量たっぷりで聴いていて“あっぱれな”気持ちになります。
若い人の勢いをダイレクトに感じて、心地いいんですよね〜。

そんなアンジェリーナ1/3さんが今日からレギュラーラジオを始めました。
文化放送20時半からの30分。

金曜日は21時半から「問わず語りの神田伯山」も放送されていますからね。
アンジェリーナ1/3さんから伯山先生へとリレーとなる金曜日。

これほどのラジオへの愛を感じるトークも珍しいです。
若いっていいなぁと思うのも貴重な感情です。

そんな「アンジェリーナ1/3のA世代ラジオ」。
新しいラジオスターの誕生を心から歓迎して。

時代の継承みたいなものを感じる1日となりました。

円楽師匠のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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