背景が見えてきた

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

先日、8/7のブログ「今週の思っちゃった48」で統一教会と安倍晋三を代表とする自称“保守派”の皮肉な関係について書きました。

愛国で家族を大切にしようと活動してきた自称“保守”派の人たちが皮肉にも反日で日本の家族を崩壊させている統一教会と近い関係だったという“悲劇”というような文脈でブログを書いたわけです。

自称“保守”(もはやこんなことになればまともに“保守”派と定義もできないので“自称保守派”と定義しています)の人たちは自分達を誰よりも愛国者だと自負して活動してきたわけですが、結果として統一教会みたいなカルトを延命させることになっていた・・みたいな話だと私は思っていて、彼らの思想を信じてきた純粋な人たちの悲しさを思ったのです。

しかし、これを“悲劇”とするのもの間違っていたのかもしれません。
いわゆる自称“保守”と言われる人たちの思想的バックボーンは産経新聞や言論誌「正論」「月間Hanada」「Will」あたりです。この辺りの新聞や雑誌を読み込んでいる人たちが愛国であるとか保守であるとかを自負し始めるわけです。

そして彼らが熱狂的に支持する政治家が安倍晋三でした。そして安倍晋三の周辺の政治家たちももちろんそのカテゴリーに入れられ、“保守”政治家として応援されているのです。安倍ら保守派政治家のコア支持層こそがこの辺りの人たちなのです。

産経新聞や「正論」などで執筆している評論家といえばこれらの人たちです。

櫻井よしこ
竹田恒泰
八木秀次
新田均
小川榮太郎
中西輝政
大原康男
渡部昇一
など

この辺りの人物は保守派にとってはヒーローで私自身も学生時代にこれらの人たちの記事を読んだり、櫻井さんや渡部さん、中西さんの本などは読み漁りました。八木氏に至っては大学時代の恩師でもあります。

そしてこれらの人物は皆、安倍晋三のブレーンです。

さて、先ほど紹介した小林よしのり氏のブログです。
ブログ中に書かれている男系維持派の言論人がことごとく統一教会で講演していてつながっていたという話。

その言論人とは一体誰か。

実は先ほど紹介した人たち・・・

櫻井よしこ
竹田恒泰
八木秀次
新田均
小川榮太郎
中西輝政
大原康男
渡部昇一

全て統一教会で講演をしていたそうです。

小林氏が書いていること、男系維持派=統一教会という構図はこうして明らかになりました。

私は“皮肉にも”なんて言葉を使って自称保守派は図らずも支持する政治家が統一教会と関係があってかわいそうみたいな書き方をしたのですが、どうもこの話は真逆のようです。

皮肉でも悲劇でもなんでもなく、政治家だけでなく彼らの思想的ブレーンである言論人もことごとく統一教会で講演しているという事実は単純に“イコール”であるという話のようです。少なくとも小林氏はそう断言しました。

まぁ、どう贔屓目に見てもこれほどまで“ことごとく”関係があるということになると、そういうことなのだろうと思わざるを得ません。

かわいそうなのは“俺は愛国者”だと周囲を見下しながら「正論」とかを読んでいるおじさんたちでしょう。
かつての学生時代の私もそうです。

図らずも今後の皇室のあり方が見えてきたように思います。
皇室を愛しているという言いながら男系維持を強行に主張している連中が全くもって愛国ではないという事実はこんなところから背景が見えてしまいました。

全てがつながった気がします。

男系維持派をはじめ、安倍晋三は上皇陛下が天皇を退きたいとおっしゃったときに全力で妨害したのでした。
これは陰謀でもなんでもなく事実として残っています。
平成から令和に時代が移行できたのは安倍晋三ではない別の勢力による努力があって実現できたことというとても大切な事実をほとんどの国民は知りませんよね。これこそが本当の悲劇です。

寄ってたかって上皇陛下の思いを妨害した連中こそが先に挙げた言論人です。

愛国ではなかったはずですね。

数年経ってその背景がわかってしましましたね。

安倍晋三の暗殺は統一教会が引き起こしている悲劇だけではない重要なことも炙り出したのかもしれません。

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