ちょっと昔の話

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

昨日のブログ「背景が見えてきた」はかつての自分の思想へのけじめともいうべき文章で、私にとっては衝撃的なものとなりました。

自分の思想にとりわけ学生時代に影響を与えてくれた思想や言論人が=統一教会だったという話はなかなかに衝撃的です。

しかし考えてみれば本来の保守思想であれば“どうしてそんな考えになるのか?”というような違和感を抱く場面ってたくさんあったんですよ。

その最たるものが平成から令和に至る天皇陛下の生前退位の話です。

3年前に成就した現在の上皇陛下の生前退位。
その舞台裏で起きていたことは少しだけこのブログでも紹介しています(「読書日記 第13回 『天皇論 平成29年』」)。

『天皇論 平成29年』ではあの当時の天皇陛下が国民に生前退位を望まれるメッセージがどのようにして生まれたかが描かれています。

単純に当時の内閣に陛下の“生前退位をしたい”というご要望を無視し続けられて、最後の手段として行われたのがあのメッセージだったのです。あのメッセージの前にはNHKが陛下の意向として生前退位を望まれているというスクープを報じて世間が驚いたのでした。それも秋篠宮殿下が陛下の意を受けて知り合いのNHK記者にリークをしたという経緯があります。これも当時の内閣が陛下の要望を無視していたからです。

さて当時の内閣って・・・・安倍晋三内閣です。

安倍晋三は保守派で愛国だと知られています。
だから皇室を大切にするのが当たり前だと知っている人は勝手に思っています。

しかし舞台裏ではこんなとんでもない不敬が行われていたのです。

『天皇論 平成29年』には陛下が国民に直接メッセージを発表されて、今まで無視をしていた陛下の要望が国民の知るところになってしまった安倍晋三は何をしたかもちゃんと描かれています。

亀井静香が安倍晋三にこのようなアドバイスをしました。

「サボタージュしろ」

安倍晋三がやったこと。
有識者会議を開いて、陛下の生前退位について専門家の意見をヒアリングをしたんですね。
その時の“専門家”がこちらです。
陛下の生前整理に“反対”をした専門家たちの名前・・・どこかで見た覚えはありませんか?

昨日のブログを見てみてください。

そうです。産経新聞や「正論」などのいわゆる自称“保守”の言論人たち。
そして統一教会で講演をしている人たちです。
もちろん男系維持派です。

綺麗に揃いも揃ってこの時、天皇陛下の生前退位に反対をしたのでした。

本来、保守と言われる人たちは愛国で皇室を大切にする人たちです。
その人たちがこぞって陛下の意向を無視して反対をしているのです。

この連中は安倍晋三のブレーンなわけです。

あたかも令和という時代が到来したのは安倍内閣の功績みたいな話にあってその時の菅官房長官に光が当たったりしましたが、舞台裏は全く違います。安倍内閣は明らかにこの話を握り潰そうとしていました。

私自身、当時から腹を立ててこの流れを見ていたのでよく覚えています・・というか忘れることはできません。
売国の所業ですから。

ではなぜ生前退位が陛下の意向通りに行われて令和という時代が訪れたか。
その舞台裏もまた壮絶だったのです。
その話はまた別の機会に。

どうして“国葬”なんて行われないといけないのか、このことを知っている私にはわからないのです。
どうして安倍晋三が愛国保守のスター扱いされているのか私には途中からわからなくなっていました。
天皇陛下よりも安倍のいうことの方が大切だと思う“保守”を自認する支持者も私にはわからないのです。
もはや愛国者というよりも安倍信者だと思っていました。

今、その真の姿が見えてきているのでしょうね。

この話はもっと知られるべきだと思います。

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