大きな一石に敬意

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今日(5/16)は注目の判決がありました。
こちらです。
2021年に東京都が飲食企業のグローバルダイニング他に対して発令された時短命令を巡って争われていた訴訟の判決が東京地裁で下されました。

当時グローバルダイニングに出された東京都による時短命令は「違法」。
ただし東京都知事による過失は認められず賠償については棄却。

マスコミの報じ方次第でどうにでも解釈できそうな表現が散りばめられておりわかりにくい部分もあります。
しかし、シンプルにいえば、あの時の時短命令は「違法」であったということです。

この判決の意義は上にアップしましたYouTubeをご覧いただければよくおわかりいただけます。

本当に注目の裁判でした。
今もなお続いているコロナ禍における法律の運用。

この国は紛れもない法治国家です。
全ては法律に基づいてルールは決められなければならない。

そんなことは当たり前でしょ?
なんて思う人いますよね?

しかしこの2年強はその法律の支配が根底から揺らいでいる訳です。
その自覚がありますかという問題ですね。

今ははっきり言って憲法なんて守られていませんし、無法状態で全てが遂行されています。

“なんとか要請”とか、“要請”というとても曖昧な言葉で何に基づいているかもわからない感覚でそれがまるで絶対に守らなければならないルールであるかのように全てが跋扈している訳です。

この状態に大きな一石を投じたのが今回の判決です。

東京都の時短命令は「違法」だった。

行政が法に基づかないメチャクチャな命令を行なっていたと認定された事実。
この意味は大きいです。

大人はちゃんと法律を守りましょうという話です。

不十分とはいえ司法がこのような判断を下したことは少しだけ安心しました。
日本はまだ法治国家だったのかと。

将来、未来の人たちにこの時代がどれだけ無法地帯だったのかはちゃんと歴史に残されるべきです。

法律<空気

こんな時代があったのだと。
こんな時代を生きているのだと。

目を逸らさず、“仕方がない”と言わず、真正面から戦っている人が確実にいたのだという証明にこの判決はなります。

まだはっきりさせなければならない問題はあるので控訴はするとのことですが、関係者の皆様のご尽力に敬意を表します。

私も日本国の大人の一人として、日本経済に寄与する一員としてこれからも見守りたいと思います。


あ、最後に。
忘れることが一番の罪です。

今は“ゼロコロナ”なんて言っていたっけ?なんて言っている輩がいますが、つい2年前の歴史を改竄してはいけません。これからこの2年強の“検証”が行われるはずです。

ちゃんと歴史の評価に耐える時代だったのか。
ちゃんと受け止めましょう。
自分はそのつもりでこの2年ちゃんと考えて行動してきました。

もうそろそろ決着が付きますね。

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