当たり前じゃねえからな!

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

皆さんはお笑い芸人・極楽とんぼの加藤浩次さんの名言をご存知でしょうか。
朝の情報番組「スッキリ」の司会者の加藤浩次さんの名言です。


『当たり前じゃねえからな!!!』


極楽とんぼは加藤浩次さんと山本圭壱さんのコンビです。
“めちゃイケ”を見て育った私にとっては2人は当たり前のようにテレビで活躍していた“ヒーロー”です。
もうずいぶん昔の前の話ですし、私にとってはどうでもいい話だったのですが、山本圭壱さんが“不祥事”でテレビから去った時期があるんです。

“めちゃイケ”が好きな私には実に“面白くなかった”時期。

その期間、なんと10年。
10年何かの機会を奪われるなんてどれほどの意味を持っているのか私には想像もつきません。途方に暮れる時間です。

そんな山本さんが「めちゃイケ」に帰ってきた時、つまりテレビに再び出演した時の話。
10年相方不在の中、ひとりで極楽とんぼという屋号を守ってきた加藤さんが、山本さんと対峙して涙を流しながら言い放った言葉が最初に書いた“名言”なのです。


「当たり前じゃねえからな!!!」


私の人生にはこの言葉がずっしりと重く響いています。

40年も生きてくればその重みが私にも少しずつわかってきた気がします。
山本さんもあっという間にテレビから消えて、帰ってくるまで10年を要しました。
今では山本さんはYouTubeのチャンネルが大ヒットして毎日のように楽しい番組を作ってくれています。
学生時代に「めちゃイケ」に熱狂していた私は今ではYouTubeの山本さんのチャンネルで大笑いをしているんです。
こんな未来はあの頃は想像もしていなかった。

その意味でも“当たり前”なんて存在しません。


一方で、日常を生きていると周りにいる人たちや環境や物などなどそれが突然なくなるなんて考えなくなります。
だからこそ隣にいる人にイラッとしたり、文句の一つも言いたくなることもあったりします。

しかしそれも時が経って環境が変われば“懐かしいなぁ”と良き思い出として心に収められることになるかもしれません。
もしくは明日、天変地異が起きて劇的に環境が変わるかもしれません。

本当に何が起きるかわからないのが日常です。
事実、コロナ禍なんて想像した人なんていないでしょう。
こんなぐちゃぐちゃな世界が来るなんて誰も想像していなかったはずです。
それでもそれはやってきた。
そしてそれでも生きていかなければならない。
どうせ生きるなら楽しく・・・なんて思っちゃうわけです。

やはり“当たり前”なんて存在しないのです。

あの時、加藤さんが叫んだあの言葉は今ではネタになったりしていますが(それはそれで素敵なことです)、私にとっては日常を当たり前に思って負の感情を抱くことのないように自然発動される薬みたいな役割をしてくれています。



ああだこうだという人はいるけれど、ASKAさんの新しい曲を聴くことができる今の環境はやはり幸せです。
だって、もしかしたら“もう聴くことができないかもしれない”と思った瞬間があるから。
大ヒット曲を連発していた頃は想像もしていなかった未来がこうしてやってきていること。
それを思うと新しい音楽を変わらず聴くことができているということ自体で奇跡だなあと思います。

取り止めもないことを書きました。
今回は私の好きな言葉について掘り下げてみました。

自戒を込めて。
「当たり前じゃねえからな!!」

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