今週の思っちゃった22
こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
いよいよ令和3年(2021年)も終わりが近づいてきました。
今日から年末までは今年を振り返るブログを書きたいと思います。
今日(12/28)はタイトルにあるように「今週の思っちゃった」シリーズということで、今年印象に残った「ニュース」について振り返りたいと思います。
「今週の思っちゃった」では私の勝手な視点で“おもっちゃった”という言葉に甘えて世相を好き勝手語りました。
では実際の2021年はどんな1年だったのか。
先週12/20に「Twitterトレンド大賞」というのが発表になっているんですね。
今年Twitterでたくさん発せられた“言葉=ワード”から2021年の流行を探ろうという試みです。
発表された今年たくさん呟かれた“言葉=ワード”はこちらです。
どう思われましたでしょうか?
“確かによく耳にした言葉だなぁ”とか“よく使ったワードです”とかそんな感想を持つワードもありますね。
一方で“全然知らない”とか“聞いたことはあったけど興味なかったなぁ”なんて言葉もあります。
究極的にはどうしてもそれぞれ個人のフィルターというものがありますから、こういう順位をつけるときは主観が顔を出します。
ただこのTwitterは使われた言葉=ワードの数で順位づけをするので“多数決”になります。
だから結構面白い結果が出るなぁと思いました。
個人的には「金メダル」や「大谷翔平」は2021年を象徴する言葉だと思いますね。
一方で「無限列車」って『鬼滅の刃』からの言葉なのでしょうから、この作品を見たこともない私には全く縁のない言葉です。
ということで、“私的”印象に残ったニュースを挙げるとこのような感じになります。
第1位 東京オリンピック
第1位は「東京オリンピック」です。Twitterトレンド大賞と同じですね。
こうして記念に雑誌を買っているくらいですからやはり印象的ですね。
自分なりに2021年の東京オリンピックを語ると、「こんな世情の中、よくぞ開催してくれた」というのが一番です。 これについては悲劇以外の何物でもないですが、コロナ禍に基づく全体主義的言論状況がこの大感動の背景にあります。 ちょうど弊社はっぴいえんどのホームページが開設された直後で、このブログも書き始めた本当に最初の頃ですね。 東京オリンピック直前まで世論は「中止論」が盛んで、あえて言いますが“五輪潰し”に躍起になっていました。 これは後世まで語り継がれて歴史に残しておかなければならないことです。 絶対に忘れてはいけない。 そんな“逆風”を一変させたのが東京オリンピックでの選手たちの大活躍でした。 私は通常の競技以上のプレッシャーの中で奮闘し、メダルという結果を残す選手に対して大感動をしました。 と同時に、インタビューで「オリンピックで競技をさせていただけて感謝しています」なんて台詞を必ず言わないといけないみたいな空気でそれを健気に言っている選手たちに不憫さと心からの賞賛の気持ちを抱いていたました。 “一体この人たちはどれだけのものと戦っているのか”と。 “一体何と戦わされているのか”と。 個別に挙げればキリがないくらい選手たちの凄まじい活躍をテレビに齧り付いて見ていましたね。 あんなに感動して興奮したのはそうそうありませんでした。 その背景にあるのがコロナ禍の言論状況であるというのがなんとも腹立たしいですが、選手たちの躍動には魂を奮えさせられました。これこそが人間のあるべき姿なのだと心の底から思わせていただきました。 この歴史的な経験は必ずや後世に伝えてゆくべきことだと確信しています。
第2位 小室圭さん眞子さんご結婚
こちらも第1位の東京オリンピック同様、世論との裏表が関係していますね。 このブログでも「今週の思っちゃった⑩」「眞子さま小室圭さんご結婚おめでとうざいます」で書きました。 “逆風”に抗いながら自分の人生を進めようとする確固たる意思に尊敬の念を抱きます。 そんな“逆風”っていう小姑みたいな世論には凄まじい嫌悪感を抱きますし、これまた我が国の“民主主義”の姿として後世に語り継がれるべきことだと思っています。 いずれにしてもお二人のご多幸を日本国民のひとりとして心より願っています。
第3位 緊急事態宣言
自分も無関係ではないこの言葉。 このような世情がなければ私もこうして起業をしていたかどうか。 自分自身の起業はとてもポジティブなことではありますが、背景にある世情はとても腹立たしいことだということですね。 その意味では第1位のオリンピックや第2位の小室ご夫妻のご結婚と同じです。 こう考えるとニュースも複雑です。 表層はとても良いニュースですし、心も興奮したり祝意だったりポジティブですが、その背景にある心の燃料みたいなものは““ロクなものではない”。複雑です。 この緊急事態宣言は表層で、こちらが“ロクでもない”のですが、結果自分の人生が起業に向いたというポジティブが生まれたということですね。 人生はただでは転ばないということを来年以降も自分自身で証明したいなと思います。
第4位 ミャンマーで国軍によるクーデター
こちらも現在進行形のニュースですね。
民主的投票で成立していた政権を国軍が襲い制圧したのが今年の2月。
今もミャンマー民主化の主導者であるアウンサンスーチーさんは拘禁され裁判にかけられているところです。
ミャンマーにも“いろいろ問題”があるようで、このクーデターに至る背景は本(北川成史著『ミャンマー政変』)で勉強しました。
背景に“いろいろある”とはいえ、選挙で選ばれていた政府要人や議員を軒並み銃剣で脅し捕まえて、政権を転覆し、それに対する反対論を武力で死をもって屈服させるという状況は“普通”とは言えません。普通とは言ってはいけません。
内政干渉という大前提があるから世界から手を差し伸べることもされていない現状。
国内で生活する人たちの心情やいかに・・・想像力を働かせるしかありません。
このニュースがなぜ第4位にまで関心を高めたのか。
それは“他人事”ではないなと強烈に思ったからです。
国軍がクーデターをする?
日本で暴力的な政権転覆が起き得るの?
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、私には今現在の“異論を許さぬ”空気こそ、ミャンマーの“あれ”にそっくりに見えます。
だからミャンマーのクーデターの背景にある“いろいろある”ってのが、曲者だと思っているんです。
我が国も“いろいろある”と言いながら誰かの自由を拘束したり、マスクをしていない人を指弾したりとかしていません(言っちゃった)?
日本も“いつかきた道”にならないために、このミャンマーや現在香港で起きていることはしっかりと学んでおかなければならない。そう思うから関心が“第4位”となりました。
第5位 COP26 石炭火力の削減を採択
夏から書いているこのブログ。
ニュースを取り上げる「今週の思っちゃった」の中で一番多く書いたテーマがこれでした。
猪瀬直樹さんが書いた『カーボンニュートラル革命』で、現在世界全体が抱えているエネルギー問題。そしてその解決へ向けての取り組みなどを知りました。逆を言えば、この何十年と私はそんな世界の動きを知りませんでした。
中身については何度もこのブログで書いているので再度書くことは避けたいと思いますが、私は“目から鱗”なことがとても多くありました。
日本がいかに“井の中の蛙”なのか。
猪瀬さんは今も、民間で思いを同じくする人たちとグループを作り、岸田総理にも提言を行なっています。
“書くだけ”、“言いっぱなし”だけにしない猪瀬さんのこの行動は私には尊敬に値します。
テレビで“言いっぱなし”のコメンテーターとは大きく異なり、こうして自身で著書を書き、政治の世界まで持っていくという猪瀬さんの“やり方”は道路公団改革や都知事時代と変わっていません。さすがだなと思います。
実行する。
こういう動きが着実に世の中を変える・・・そんな世界であってほしいと思います。
そして自分もそんな大人でありたいと思います。
なんだか猪瀬さんの話になりましたが、“脱炭素社会”への動きはこれからの社会の根本にも影響しますし、経済のあり方、生活にも関係してきます。
来年以降もこのテーマは関心を持ってキャッチしたいと思います。
以上、2021年をニュースで振り返ってみました。
ニュースは自分の人生に無関係ではなくて、必ずどこかでつながっているものだと思っています。
来年以降も自分をなくすことなく、しっかりと考え、行動していきたいと思います。
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