こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今週は衆議院が解散されました。
月末に向けて選挙戦が始まり、早くも各政党の代表がテレビに出て主張を戦わせていますね。
そんな中でこのようなインパクトのある動画がアップされました。
人気のある有名人が投票を呼びかけるという取り組み。
有名人を起用して投票を呼びかけることは選挙管理委員会もずっと行なっていて、有名人が登場すること自体は目新しいことではないですが、この動画は政府や選挙管理委員会が主導するものではなかったということが珍しかったということでしょう。
ぜひ若い人たちに積極的に投票に行ってほしいですね。
ずっと言っているんですけどね・・・。
会社員時代は休憩の雑談の中で政治に結びつくような話題を若い社員に話すなどして、少しでも関心を持ってもらいたいなぁと工夫していた時期もあります。
「日本では実はずっと本のベストセラーNo.1は変化がありません。もう何十年とこの国で最も売れている本は何でしょう?」
こんなクイズを流行らせたこともあります。
正解は「運転の教則」なんですけどね。
このクイズからこの国が持っている歪んだ構造に関心を持っていただければ・・・などと思っていました。
他には、
「あなたが支払っている年金。80歳まで生きるとして、損をするか、得をするか。」
というテーマで20代の人は◯億円の赤字。30代は◯◯千万円の赤字・・・。なんて話もしたことがあります。
若い人が政治に無関心なのは世の常・・・ではありません。
以前にもこのブログで書きましたように60年代、70年代は“政治の季節”と呼ばれていて若者こそが政治に対して熱いものを持っていたわけです。なので、結局は“環境”なのだろうと思います。
ですから、年長者として、ちょっとだけ政治を知っている者として、「身近の若い人たちに政治に関心を持つことって面白いし大切ですよ」という取り組みを説教くさくなくやってみたいと思って実行してきた・・・つもりです。
若い世代が投票に行っていないことの弊害ってあります。
さまざまな分野でそれはあるわけですが、実はこのコロナ禍自体がその弊害です。
新型コロナウイルスによってこの2年社会のあり方が大幅に変化を余儀なくされました。
しかし、それはウイルスそのものに原因があるわけではありません。
“大人”の“社会の都合”によってもたらされた変化です。
にもかかわらず最も大切な時間を失ったのは若い人たちです。
事実、若い人たちの自殺率が急上昇している事実をどれだけの国民が知っているでしょうか。
本来は年長者こそが若者のために大切なものを残そうとするのが“あるべき”社会の姿だったはずです。
今はそれが一切合切無視されています。
“大人”の恐怖心に付き合った若い人たちの“想い”をぶつけるのにこれほど絶好のチャンスはありません。
今回の選挙に対して私が思うことは2つです。
“大人”は前回の総選挙の自身の投票に対してこの4年を総括して投票に行こう。(これは本当に忘れられていると思っています。)
“若者”はこの“反逆”のチャンスを最大限に活かしてほしい。
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