意志を持って守らなければならない

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

この2年超のコロナ禍がウイルスが云々とは関係なく終わりに向かっているなと感じる今日この頃です。
昨日もその前もそれを感じさせるきっかけとなっているのではないかと自分としては考えています。

そうなるといよいよ日常に戻るということになりますね。
これはとても喜ばしいことです。それは間違いありません。

しかし、この2年超が痛めつけた社会が元に戻るというのは簡単ではありません。
これからそれを思い知らされることになります。
なぜならば、すぐに誰もがこの2年を忘れたような生活に戻るわけではないからです。
そしてこの2年で痛めつけられて体力を失っている企業もたくさんあるわけです。

なのでこれから起きることは、単に元に戻るなんて楽観的なことはなくて、むしろこれから社会的な惨劇が始まるのではないかとすら思っています。

実際、昨夜地元のホテルが閉館するなんてニュースが流れていました。
コロナ禍を国の補助などでしのいできたのでしょうが、それが終わったら倒れるしかない・・・これからそんなことが頻発するのではないでしょうか。

守るべきものは“意志”を持って守らなければならない。

人々が何となく経済活動を始めるのを待っていては間に合わないこともあるかもしれない。

こんなことがあります。
新宿にある寄席である「新宿末廣亭」。
末廣亭さんがクラウドファンディングを始めました。

クラウドファンディングとは簡単にいうと寄付を募るということです。
お礼のある寄付ですね。

昨年、落語協会と落語芸術協会が手を組んで寄席を守ろうとクラウドファンディングを始めて1億をこえるお金が集まりました。それらのお金は寄席や芸人さんを守るために使われたそうです。

しかし新宿末廣亭はこのクラウドファンディングで助けらえたそうですが、コロナ禍でのお客の減少によって存続が危ぶまれているそうです。あと数ヶ月持つだろうかと書かれています。

新宿末廣亭は最も江戸時代の風情を残している大変貴重な寄席です。
この文化的に重要な寄席がこのままだと閉館しないといけないというのです。

原因はコロナ禍の客の減少。

はっきり言って、歴史ある寄席をコロナごときで潰すわけにはいきません。
そんな馬鹿なことは絶対にあってはいけません。

まだまだ言葉を続けたいですがこの辺にしておきます。

ぜひ危機にある末廣亭を助けたいと思います。

単に日常が戻る前に、苦しんで倒れそうな大切なものを守る。
これがまずは必要でしょうね。

寄席に限らずこんな光景がこれから広がるはずです。

寄席は絶対に守らなければなりません。
守るべきものは“意志”を持って守らなければなりません。

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