タイムリーな学び(読書日記番外編)

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今、この本が注目されているそうです。
ゲンロン」という雑誌です。
「ゲンロン」は哲学者の東浩紀さんが編集して出版している思想雑誌です。
2022年3月時点で「ゲンロン」は12まで発刊されています。
最近はおおむね1年に1冊発刊されている知的好奇心をとても刺激してくれる本格的な思想の雑誌です。
私の愛読雑誌でもあります。

さて写真は「ゲンロン6」「ゲンロン7」ということでこの2冊はどちらも2017年に発刊されたものです。
この2冊が今、まさに再び売れ始めているそうです。

そうです。
ご覧いただいているようにこの2冊はメイン特集で「ロシア現代思想」を取り上げているのです。
ウクライナでの戦争を機にロシアという国が注目されています。

「一体どういう国なのか?」

こんな関心が原点にあるのでしょう。
まさにその関心を紐解く鍵がこの「ゲンロン6」「ゲンロン7」のロシア現代思想の特集にあると読者は思うのでしょう。

考えてみれば、日本ではヨーロッパやアメリカに対する関心は多くあって、関連する書籍もたくさんあります。
文学にしても思想にしても哲学にしても欧米に対する関心はこの国では当たり前のように存在しています。

しかしその一方でロシアに対する関心って今までありましたか?

東さんはチェルノブイリ原発へのツアーを主催するなど、ロシアやウクライナに対する関心は強いものがありました。

私も2017年当時に取り上げられたロシアの思想というテーマは最初こそ縁遠いなぁという印象がありましたが、そもそも縁遠いと思った理由はそもそも周囲にロシアという国に関するものが何もないからだったのだと気付かされました。

この「ゲンロン」のロシア特集で思想として日本と立ち位置が実は似ていることや、欧州をどう見ているのかなどの思想を深く学ぶことができました。

そうなのです。
まさに今のウクライナで起きていることを考えるヒントがこの特集にはたくさんあったのです。

だからこそ、今巷で溢れている情報や印象が“本当にロシアのことを分かった上で展開されているものなのか”という疑問が湧いています。もちろんその疑問はロシアがとっている行動を肯定するものではありません。しかし、無知で単なる感情で展開されるバッシングは後々に自分のところに帰ってくる愚かしいものであることは明らかです。

冷静にロシアのことを考える必要はあるはずです。
そのきっかけにしようと知的好奇心を持っている人が今増えているということなのでしょう。
とてもいいことだと思います。

もしこのブログを読んでロシアの思想に関心を持たれた方はこちらから「ゲンロン」にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

「ゲンロン6」
「ゲンロン7

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