今週の思っちゃった26

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

昨日のブログ(「暇をつぶしながら激動を知る」)でも触れたように今回はウクライナ情勢について書きたいと思います。
私の目下の関心事はこのウクライナ情勢です。
日本では最大の関心事はコロナなのでしょうが、外へ目を向けると全く違う世界が広がります。

ロシアが西に隣接するウクライナに侵攻をしようと軍を集結させている状態で、それに懸念を示す欧米を中心とするNATOも軍をトルコをはじめとする近隣諸国に集めており、戦争がいつ起きても不思議ではないほど緊張が高まっています。

ご存じでしたか?

連日ロシアのプーチン大統領に対してフランスやドイツ、イギリスなどが電話会談を行ったり牽制的な発言を繰り出すなど外交のステージで凄まじい駆け引きが行われています。
各国の首脳がそれぞれの立場で発言を繰り返しており、ロシアがウクライナに侵攻すれば欧米はロシアに対し経済制裁を行う雲行きです。ロシアからのエネルギー資源に依存しているヨーロッパは経済制裁後のエネルギー共有を止められるなどの報復を想定し別ルートからのエネルギー共有を確保しているなどと、戦争が起きるようなリアリティーが高まっています。

「戦争を繰り返すな」というお題目で“憲法を守れ”と意志を強くして進んできたはずの戦後日本。
私自身、嫌というほど平和教育だの“憲法を大切に”なんて言われて育ってきました。

ただ、コロナ禍の日本は平気で憲法違反を繰り返していますし、恐怖で国民を煽って一つの方向性に導く手法は戦争中のそれそのものにしか見えないし、精神論で自粛を押し付ける様は戦争中の「欲しがりません勝つまでは」という根性論を彷彿とさせるし・・・

何か大きなことが起きれば、自分達で積み重ねてきた“反省”などお構いなしで冷静さを失うことになるという“大恥”な状況に我が国はあります。まさに“真っ最中”です。

こういう見方自体がおそらく少数派でしょうが、「後世にどう私たちが見られるのだろうか」という視点があればここまでとち狂うことはないはずです。しかしそうはならないのが我が国の“歴史”なのかもしれないなぁと思ったりします。

そんな“集団催眠状態”みたいな状況の中で世界では戦争が起きようとしている。

そこで日本がどのように主体的に振る舞うことができるのか。

絶望的なほどに歴史の中の現在であるとか、世界の中の日本であるとか・・・そんな視点が今の日本にあるとは思えないなか、混乱する世界をどう泳いでゆくのか。

未来にどんな国を残してゆくのか・・・全く見えないまま世界の混乱に巻き込まれてゆくのかと思うと絶望的な気持ちになります。

せめて“大人”として冷静にこの歴史を後世に伝えられるようにちゃんと情勢を見る目だけは持っていたいと思う・・・しかないなぁと思っています。

若い頃はこんな諦めの境地みたいな言葉を繰り出すことはなかったですね。

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