Faces
happy_end
こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。 私が好きな歌詞にこのようなものがあります。
冷たい雨も 降り注ぐ光も
見上げようとすれば 同じ顔になる
この歌詞はASKAさんの２００９年発表の『あなたが泣くことはない』という曲の一部です。 ものごとの多面性と複雑さと深さをこれほどの短い言葉で表現してしまうASKAさんの才能に震えます。 他にもASKAさんは２００７年に発表したCHAGE and ASKAとして最後のシングルとなっている『Man and Woman』でこのような歌詞を書いています。
遠くの風に漂う雲の群れ
ほどけてはまた
混ざり合って空を描く
街の色を奪いながら過ぎる雨も
見知らぬ誰かが見上げる 虹を呼ぶ
この歌詞でも主人公は空を見上げているのですが、その見上げる空は実に多様であることが描かれています。
世界は単純ではありません。
とても複雑な顔をしています。
優しい人が怖いこともあるでしょうし、怖い人が優しいなんてこともあり得るということなのです。
今日、この記事を読んだときにASKAさんのこの２曲の歌詞を思い出したんです。
ぜひ皆様にもこの記事を読んでみていただきたいです。
私たちの脳にこびりついているイメージが実に“ペラペラ”だと思い知らされました。
民主が優しいのか、強権政権が怖いのか。
この記事を読む限り、そんな単純な構図は成立しないように思えます。
私には民主国家であるニュージーランドが自国民をウイルス怖さに入国禁止にしてしまう事務作業的感性こそが最も恐ろしいものだと思えます。と同時にこれこそが“同時代的”な事象だとも思います。
我が国でも似たようなことが横行しているように思います。
大事なことを決して見失いたくないなと強く思いました。
その意味でもこの２曲をどうぞ！
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