こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今日(10/10)は広島の上野学園ホールで「6代目神田伯山 襲名・真打披露興行」がありました。とても楽しい会でした。伯山先生の講談が圧巻すぎてその感動をそのままお伝えしたいのですが、それは明日にしたいと思います。
今日はこちらの記事が気になりました。
落語家・柳家小三治師匠の訃報。
人間国宝の落語の名人がこの世を去りました。81歳でした。
心からお悔やみ申し上げます。
私がこの訃報を知ったのが、まさに先述した神田伯山先生の披露目興行の最中でした。これまた人間国宝・神田松鯉先生の講談のまっ最中のことです。思わず息を飲みました。
以前に読んだ本に「柳家小三治と神田松鯉は見ておいた方がいい。」という文言がありました。
伝統芸能の世界は“成熟”というものをとても前向きに評価する風土がしっかりと“残って”います。今の世の中は若くてイキがいいことを是とするのが主流ですが、伝統芸能は年を重ねることで得られる名人の域という考え方があります。
年を重ねれば重ねるほど素晴らしくなる“芸”。
そんな観点があるから先程の「柳家小三治と神田松鯉は見ておいた方がいい」という言葉が意味を持ちます。
これは決して伝統芸能だけの専売特許ではないと思います。
私たちが生きる社会や会社文化においても「見ておかないといけない」先達や先輩方のノウハウってあります。
私はそういう価値が大好きです。そしてそれを若い人たちに引き継いでゆくことが大事な自分の役割だと思っています。はっぴいえんどの終活や遺品整理にはそんな意味も込められています。
私は小三治師匠の落語を聞くことが出来ませんでした。いつか寄席で小三治師匠の落語を見てみたいと思っていました。その意味においても小三治師匠が亡くなられたことがショックです。
年齢を重ねると、何かの価値がより深くわかるようになります。
子供の頃にはわからなかった“値打ち”がわかるようになり、見える世界が広くなります。
そういうことってありますよね?
お酒の味も、野菜の味も、伝統文化の味わいもそうでしょう。
しかし、一方で自分が歳をとっているということは、周囲も年齢を重ねているということなので、「これから」というときに不意の別れに出会うこともあります。
だから人生には時間がないのだと思います。
別れは不意にやってくるものですから、精一杯、見るべきものは見ておくべきだと今日、改めて思いました。
そんな日に、“死ぬまでに絶対に見ておくべき”神田伯山先生の最高の講談を見ることができて良かったなぁと思います。
その詳しい話はまた明日。
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