こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
最近、健康長寿に関する勉強をしているのですが、その中に“壮大な答え合わせ”とでも表現したくなるような学びがありました。
「よく噛んで食べなさい」
誰もが一度は言われたことがあるセリフではないでしょうか。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん・・・きっと誰かが受け継いできた“名セリフ”なのでしょう。
なぜ“よく噛んで”食べなければならないのか。
食べ物を喉に詰まらせるかでしょうか？
顎を強くするためでしょうか？
最近、生前整理や就活に関係することかなと健康長寿について時間があれば勉強をしています。
その中で出てくる“感染症対策”。同時代的ですよね。
唾液の中には１CCあたり何百万個もの白血球があるんだそうです。
唾液というのは食べ物を食べるときに消化をよくするために存在しているということを学校で学んだことがあるような気がするのですが、それを細かく分解してみるとこのようなことのようなのです。
白血球中にある“カミカゼ細胞”と呼ばれる好中球が活性酸素を出しまくっているんだそうです。
それが何か？ですよね。
その活性酸素がウイルスを殺すのです。
ウイルスとはO157も現在問題になっているウイルスもバンバン殺すのだそうです。
そもそも、人間が口から何かを摂取するということは外にある雑菌やウイルスみたい見えないものも体の中に入る恐れがあるわけです。それを守るために唾液というものが発達していて、その中に活性酸素みたいな成分があって私たちを守ってくれているということなのです。
よく噛んで食べると唾液がたくさん出ます。
だから“よく噛んで食べなさい”なのです。
きっと昔からの言い伝えはそのような科学的分析はなかったのでしょうけど、生活の中で蓄積された知恵が実はそんな科学に裏打ちされていたのでしょう。
昔から伝わる言い伝えの凄さを知りました。
まさに驚愕です。
健康的に生きることが強い身体を作るなんて言われますが、そのようなこともこういう科学的な裏付けがあるのかもしれませんね。
適度に運動して、しっかり噛んで食べて・・・大切なことだなぁと改めて思いました。
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