こんにちは。広島で遺品整理業を立ち上げたはっぴいえんどの西本です。
東京オリンピックもいよいよ佳境ですね。みなさんは東京五輪をご覧になっていますか？
私は連日何かしらの競技を見て大興奮しています。
野球、サッカー、柔道、バレーボール、卓球などなど
選手たちの魂のぶつかり合いに結果関係なく込み上げるものがあります。
選手たちの言葉の一つ一つにも崇高な姿が見えて、スポーツ選手の言葉にこれほど感動したことはありません。
威風堂々たる戦いぶりに、謙虚な精神・・・世情と真逆の姿に感じ入るものがあるのだと思っています。
なぜ人々はオリンピックにこれだけ熱狂できるのか？
毎度、オリンピックのたびに誰かが口にする疑問がありますよね。
私としてはこのことに関しては既に回答があって、この疑問自体が愚問であると思っています。
ただ、年齢を重ねると視点が変わるというのでしょうか、この質問について面白いなぁと思う出来事がありました。
先日、NMB48というグループのメンバーである渋谷凪咲さんがこんなことを語っていました。
「全然見ず知らずの方で、日本代表っていうのだけでこんなにもなんで応援できんねやろ。それってすごいことじゃないですか。」
渋谷さんといえば、最近テレビで活躍しているアイドルです。
そんな若い人が、日の丸を背負っているだけでどうしてこれほど熱狂的に応援できるのかをふと冷静に疑問に思ったと言っているのです。若かった自分であれば、「それはね、◯◯◯だからだよ」とさっさと回答をしてしまうと思うんです。
それが今回は、「そういう疑問を持つっていいことだなぁ」と思ったんです。
誰に何を言われるでもないにもかかわらず素朴にそういう芯を食った疑問へ辿り着く。
回答がどうというよりも疑問を持てることが素晴らしい。そんな思いを抱きました。
忙しく日々を過ごしていると欲しいものは結果だったり、答えだったりします。手っ取り早いですからね。
斯くいう自分も忙しさを理由に答えばかりを欲しがっていたります。
ただ大切なのは答えではなくて、答えが生まれるための疑問だったり、それを知りたいと思うような知的好奇心なんですよね。
求めるべきベクトルの方向というのがすごく気になるようになりました。
年齢のせいなのでしょうか。単に私がせっかちだったのが少し落ち着いただけのことなのでしょうか。
これはオリンピックに限らず全てのことに通じると思います。
確かにオリンピックもネットニュースの結果を知りたいのではなく、彼ら彼女らの戦う姿そのものを見たいと思っているわけです。ここでもやはり欲しいものは回答ではなくなっています。
この思考の変化をこれからの遺品整理業にも活かされてゆくことと思います。
はっぴいえんどは広島エリア（広島市・廿日市市・大竹市）で以下のサービスを提供しています。
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