応援

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

久しぶりの「読書日記」です。
特別編です。

「読書日記」としてブログに書いてはいませんが、なんだかんだで読書は続けています。
今年もいい作品に多く出会ってはいるので年末の1年の振り返りで紹介できればいいなとは思っているのですが、今回はあえてこの作品を紹介したいと思います。

というより紹介したくなりました。
渡部建『超一流の会話力』。
あのアンジャッシュの渡部さんの本です。

先日のブログで渡部さんについて触れました。
Abemaの番組で最近復帰を果たして、新たな姿を見せてくれたこと。
その番組での印象がとても良かったのでこの本を買いました。

応援しようと思って本を買いました。
こういうことは初めてです。

作家のファンであるとか。
面白そうな内容であるとか。
テーマが興味を惹くからとか。

本を買って読む理由は様々ありますが、作者を応援しようと思って買ったことはなかったですね。

そもそもこの本はいわゆる“ハウトゥー本”です。
コミュニケーションの取り方を教えてくれる本です。

私はこの手の“ハウトゥー本”が嫌いです。
自己啓発本とハウトゥー本は基本的に読みません。

何かの目的に向かう最適な方法を教える・・・みたいなことは私には必要ないと思っています。
ゲームの攻略本とか説明書みたいなものですね。そういう本は読んだことがないのです。

それよりも誰かの一生を読んで学んだ方が面白いし・・・って思ってしまうんです。

だから本来は今回のような本は絶対に買いません。
本当なら渡部さんがこの2年どんな生き方をしていたのかを告白するような本の方が読みたいです。
そういう本ならすぐに飛びついていたことでしょう。

しかし今回はコミュニケーションの取り方というハウトゥー本を買ってしまいました。

理由は渡部さんを応援しようと思ったから・・・・です。

頑張ってほしいですからね。
思った以上にこの本が話題になっていないことに、私には思うところがあります。

あれだけ彼のことを消費したじゃないか。
散々リンチにしたじゃないか。

それをポイって捨てるみたいな感じが嫌いなんですよね。

それを経た“今”をちゃんと見るのが自分の仕事だと思っています。

読んでみたら・・・いい本でした。
なるほど、復帰して最初に書いた本がこういうハウトゥー本だった理由がわかりました。

今の渡部さんの姿勢と通底している“ハウトゥー”だなぁと思いました。
具体的なことは読んでみてほしいのであえて言いませんが、面白い本でした。

自分に置き換えて忘れていたことや自然にできていたことなど気づきの多い内容です。

もっと話題になってもいい。

いい本です。
渡部さんにはぜひこれからも頑張ってほしいです。