ペラペラ

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

なかなかこういうレベルで政治に対して呆れ果てるなんてことはありません。。。
8月に内閣改造を行ったばかりでこの短期間に改造論が出てくるとか自民党の歴史では今までかつてなかったことです。
歴史的なことで前代未聞な話。

8月の改造時に既に山際氏に関しては危険信号が出ていたのですが、岸田総理はその指摘を無視して山際氏を留任させるなど我を通しました。葉梨氏にしても寺田氏にしても岸田派の議員で言ってみれば身内、子分です。総理自身の意向が働いての入閣だったはずです。

それが全部裏目に出て、外遊の前と後ろで閣僚を交代させるという前代未聞のカッコ悪さ。

辞任ドミノとなった3閣僚はそれも岸田総理の任命責任は明確の人物です。
そして更迭のタイミングも絵に描いたように間違えて政権自体、これほど傷だらけなのは見たことがないほどです。

それを年末年始に改めて内閣改造を断行して政権浮揚を図るという報道。

正直な感想・・・。
「どうにかなると思っているのか???」
素朴に思います。

思い出してもみてください。
8月の内閣改造は統一教会との関係を批判されて、その批判を交わすために行われました。
結果、統一教会との関係を0には出来ず、とりわけ山際氏の件で大炎上したのです。

つまり次の改造で再び同じことをやればもはや政権がもたないことは明らかです。
果たして統一教会との関係0で組閣なんてできるのでしょうか。

そして統一教会との関係以外でも更迭閣僚を生み、なんらかのスキャンダルがあれば同じように大炎上することになるわけです。こちらでもスキャンダル0の人物を集めることができるのでしょうか。

私には閣僚を総替えすることの方がリスクになるようにしか見えないのですが、もはやそういう判断すらできないほど錯乱しているのかなぁと思います。

もうはっきりしているでしょう。

この人は本当に表面的なこと、目先のことにしか対応しない人物なのですね。
こういう人物が国家の未来のために遠謀深慮な政策を投じるなんてことがあるわけがない。

これほどペラペラな政治を見るのは初めてです。
民主党時代を云々言うきらいがありますが、民主党時代には彼らなりの“理想”がありましたよ。
その理想がいいものだったかどうかは置いておくとしても、民主党は自身の理想にチャレンジをして、それが絵に描いた餅だったと言うことが白日の下に晒されたのです。

一方、今の政権はどうでしょうか。
“理想”なんてありましたっけ?
それにチャレンジするなんて姿を見たことがありましたっけ?

何度も書きますが、それは岸田氏が総理になる前から“わかっていたこと”なんですよ。
それでもそんな政権が出来上がって、一時期でも支持率があったという歴史ですね。

まずは総理にはこんな馬鹿な改造をしたことをちゃんと総括してほしいですし、国民側はこんな政権を成立させてことをちゃんと総括するべきですね。