今週の思っちゃった58

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
日曜日の昼間、この凄まじいインパクトのツイートが飛び込んできました。
週刊文春によるこのスクープがきっかけで今日はAKB界隈が大炎上だったようです。
もはやAKBの現在なんて追いかけてもいないですし、何の知識も思い入れもないという状況ではありますが、最初に紹介したツイートはやたらとインパクトがあって、今日1日この炎上の話題を追いかけていました。

いわゆるアイドルと恋愛の話ですね。
話題自体はずっとありますね。
しかし、今回の岡田奈々さんという人の熱愛スクープというのはファンにとっては衝撃だったようです。
岡田さんがかつてAKBで繰り返されていた熱愛スキャンダルを総選挙の場で批判し、自分はそれとは違うと公言していたことが今回のスキャンダルをセンセーショナルなものにしているそうです。

言動と行動が伴っていないという批判が嵐のように巻き起こっています。

それに対し、今日になってAKBの総監督の人がこんなコメントをしてさらに炎上。
アイドルと恋愛という散々議論された話が再燃する気配です。

これは難しい話ではないんです実は。

ちゃんと“言わない”から勝手に色々な議論が生まれていて、さらにそれを利用してアイドルビジネスが大きくなったというだけの話なのです。

どういうことかというと、異性を推すことに“下心”があるのだという話に尽きるんです。
これは男女関係なく、異性のファンになるときにその心理の中に“下心”があるかないかという話で、実際はその大半にその“下心”があるんですよ現実はという話です。

この点をあえて明言せず、なんとなく空気で成立させていたのがアイドル業界だったりします。
自明のことだけどいちいち言わないという世界。
だが、その“下心”こそがアイドルビジネスの成立要因だというのが真理だという点。

なんとなく明言することなく成立していたこのビジネスを逆手にとって、あえて明言したのがAKBです。
「恋愛禁止ルール」というやつです。

実際は“下心”がビジネスの源泉であるアイドル界。
つまり、“下心”がなくなれば応援されることも無くなって人気もなくなるという世界。
それをいちいち言わずに見ないふりをして成立させてきた社会。
その変な空気を「王様は裸だ」と言わんばかりに「恋愛禁止ルール」と明言しゲーム化したAKB。

こういうサイクルなのですが、それを理解してこの騒動を見ると結論はシンプルだと思います。

総監督が「恋愛禁止ルール」を考え直すと言っていますが、これはそもそものアイドルビジネスの成立要件への挑戦となります。
つまり、“下心”がなくてもアイドルビジネスが成立するのかという挑戦です。

これはお笑いの話ですが、ある芸人さんのこぼれ話として・・・今年芸人同士の熱愛が発覚したってスクープがありました。漫才はM-1グランプリで優勝をしかけた実力派で今年テレビでもよく目にするようになった芸人さん。熱愛スクープが出た後のステージのキャンセルが猛烈だったそうです。そんな話を最近聞きました。

芸人さんでもそうなのです。
アイドルでそれをやってみることの意味を考えてみれば良いと思います。

それが幸せなことなのか不幸なことかは分かりません。
現実がそうなのだということです。

なので、恋愛OKなアイドルってのが本当に成立するのかぜひ証明してみてほしいです。

私は明石家さんまさんのこの名言が真理をついていると思うのですが・・・。