4年間の意味

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

11月20日からサッカーのワールドカップカタール大会が始まります。
日本代表の初戦は11月23日にドイツ戦です。

もうすぐですね。
いつの間にかあと数日となりました。

前回は4年前、台湾のホテルで試合を見た覚えがあります。

とにかくワールドカップは熱くなります。
とても楽しみです。
今回は4年間、森保監督でここまで来ました。
一時期は解任論も浮上して、果たしてどうなることやらとハラハラだったこともありましたね。

なんだかんだで4年間一貫した指揮者のもとでチームを作ってきたことになります。
さまざま意見はあって、個人的にもいっちょ噛みしたい思いもありますが、何はともあれ一貫したチームづくりをしてきたということに価値があるなぁと今となっては思います。

振り返ってみると、サッカー日本代表は国民の注目度もひときわ高いこともあって、結果が出ないと普通に更迭ということがありました。

前回のロシア大会は直前に監督更迭劇があり西野朗氏が急遽監督に就任してグループリーグを突破しました。
これはこれでドラマチックな展開ではありました。

しかし、本来は4年間チームの育成を一人の監督に任せて育てるというのがあるべき姿のはずです。
それを途中の試合や大会の結果でその成績が芳しくない場合は常に更迭論が出てくる・・・それがサッカーの代表監督です。

日本がワールドカップ本戦に出場できるようになって7大会ですが、ちゃんと4年間指揮を採ったのは、2002年のトルシエ氏と2006年のジーコ氏です。そして今回の森保監督。

他は途中で監督が交代しています。

これはどちらがあるべき姿なのでしょうね。

ワールドカップは必ず4年という時間が決められていて、その4年という時間でチームを育てて結果を出す。こういう流れのはずです。

しかしながら結果が出なければ監督交代論が湧き上がって、我慢ができなくなる。

この堪え性のなさが大人の忍耐力のなさを示しているなぁと思うんです。
これはサッカーだけの話ではありません。

かつて当時の猪瀬東京都知事が東京オリンピックの開催を勝ち取った時の話。
猪瀬都知事は開催2020年までの8年で日本が震災から復興したという結果を世界に見せたいと言い、それまでのロードマップを作って、計画的に2020年までの道を歩もうと提言していました。2020年の日本の姿を描き、そのためにどう8年を使うかという視点で政治も行政も行われるべきと主張していました。

これは当たり前のようで当たり前のことではありません。
日本はこのように中期的な計画というものをこなしたことがないのです。

猪瀬さんは東京五輪をきっかけにそのような視点を行政に導入したいと考えていました。
その端緒として都市の時間を長くしようと、深夜バスの運行実験を始めたり、金融市場の早朝開始などの唱えるなど、世界時間に対応できる都市づくりに取り組もうとしていました。

しかし、猪瀬さんはその端緒につく前に失脚をし、その思想を継ぐ者はいませんでした。
結局、猪瀬さんが東京オリンピックを誘致した時の思想はほんの少しで潰えたのでした。

まるですぐに結果が出なくて監督がコロコロ変わる日本代表監督みたいな話ではないでしょうか。
それが今の日本の姿に直結しているようにしか思えません。

その意味で更迭論が吹き荒れてもなんとか4年間を持ち堪えて本番を迎える森保ジャパンに実は期待をしています。
「結局あの時監督を変えておけばよかった」なんて言われないような激闘を見たいと思います。

頑張れ!日本代表!!

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