皮肉で終わることを祈る

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

夕方に速報が入りました。
溜飲が下がった思いでしょうか。
どんなふうな受け止めなのでしょうか。

どちらにしても岸田内閣にとっては大打撃です。
それだけは間違いありません。

しかしこの山際氏の大臣辞任はどうして行われたのでしょうか。

国会審議において集中砲火にあって審議にならないから辞任なのでしょうか。
内閣支持率の下落が止まらないから辞任なのでしょうか。

統一教会の問題に関しての辞任であることは間違い無いでしょう。

では辞任の理由は、統一教会と関係があったからなのでしょうか。
もしそうであるならば、今の岸田内閣は副大臣や政務官を含めて20人以上が統一教会と関係を持っていました。
全員辞任しなければ筋が通らないということになります。

関係の濃い薄いで辞任かそうで無いのかの線が引かれるのでしょうか。
であるならばその“線”とは何かを説明する必要があります。
統一教会との関係の濃い薄いは誰が何の権限のもとに決めるのでしょうか。

そして論点はまだあります。
岸田総理は夏に組閣をしたときに統一教会との関係については「これから」を重視し、今後関係を断つことができなければ問題という認識を明らかにして、過去については問題にしないスタンスだったはずです。
山際氏は決して新たに今でも統一教会と関係を持っているという話で国会で攻めたれられていたわけではありません。過去の疑惑がどんどん出てきて追求されていたのです。
それが理由で辞任に至っているとすれば、夏の岸田総理の説明と大きく異なっているのでそれに対する説明が必要です。夏の説明から事情が変わっているのならばその理由など。

何が言いたいのかと言いますと、何にしても山際氏の辞任は更なる説明や線引きを呼び込むことになるだけで、何の解決にもならないということです。

国会が連日紛糾しているので山際氏の首を切って急場を凌ぎたいということなのでしょうが、それが急場凌ぎにならないのでは無いかと言いたいのです。

そんなことも想定できないということは相当総理や周辺の心理状況は冷静では無いということでしょうが、これほど世論に追い込まれて右往左往する内閣も珍しいですね。

保険証の件も世論の反発を受けて支離滅裂なことを言い出した総理。

手に取るように泡を食っている総理大臣も珍しいです。
周囲には冷静に提案をする人物がいないこともこれで丸わかりです。

明確にキャパオーバーになっていますね。

この場合、岸田総理の身になってみて「かわいそう」とか同情してしまいそうになりますが、残念ながら「かわいそう」なのは岸田氏ではなくて、これで国政が混乱することになって何か影響が出るであろう“国民”です。

実際、こんなことで右往左往している間に我が国の国力は目に見えて衰退しているのですから・・・。

サミット花道論とか言われていますが、サミットは来年中頃です。
それまでこの国が持っていればいいですが・・・。
これが皮肉で終わることを祈ります。

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