天へ
こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
昨日の福岡でのASKAさんのオーケストラとのコンサート、いまだに余韻に浸っています。
今回のコンサートは本来は7月に行われる予定でしたが、直前に関係者にコロナ陽性が出て急遽延期となった振替公演でした。
今やオーケストラとポップスの融合のコンサートは当たり前に行われるようになり、たとえば玉置浩二さんはもはやオーケストラとのコンサートは“十八番”みたいになっていますね。
そもそもオーケストラとポップスのコンサートは2005年にASKAさんと音楽家の服部隆之さんが組んでイベント的に行ったものが最初だと言われています。2008年にはASKAさんが1万人クラスの会場でオーケストラバックでのコンサートツアーを行い、大阪や福岡、東京などの各地の交響楽団とその地その地でコラボレーションを行うというスタイルを築いたのでした。
各地のオーケストラと組んで行うスタイルは当時はあまりに斬新で驚きでしたが、地方活性化にもつながっていてとても素敵な取り組みになりました。
その後、ASKAさんが例の事件で表舞台に出れなくなった後の最初のコンサートもオーケストラとのコラボでした。あの時は、「ASKAさん名義のライブだと会館が場所を貸してくれない可能性があるから、オーケストラのコンサートにASKAさんがゲスト出演する」という屁理屈みたいな話でコンサートを行えたんです。体裁とか屁理屈とかの政治みたいな話です。
そして、今年、福岡キャナルシティ劇場の新装オープン企画の一環で九州スペシャルオーケストラとのコラボレーションで行われたのが昨日のコンサートでした。
私にとっても2018年以来のオーケストラとのコンサート。
通常のバンドでのコンサートとは違い、オーケストラバックのコンサートはとにかく“歌”を聴くことに専念できます。“ノリ”というのがないですからね。オーケストラの演奏とASKAさんの歌にとにかく集中しないといけない。ある意味歌い手にとってはごまかしの効かない恐ろしい空間ともいえます。だから本当に歌唱力がないとできないコンサートなのです。
理屈はその辺で昨日のコンサートの話。
ASKAさんの歌は絶好調でした。
声量も声の伸びもこの数年聴いてきたライブの中でも群を抜いてよかったです。
ASKAさんが本気で声量を爆発させた時は歌に全てを圧倒されて涙しか出なくなります。
昨日はそんな瞬間が3回ありましたね。
少女合唱団を引き入れてコラボした『歌になりたい』。
とにかく感動的でした。
今や近年のASKAさんの代表曲『歌になりたい』。サビをASKAさん本人が歌わないという珍しい曲ですが、今回はそのサビを少女合唱団の女の子たちが歌ってくれました。とても素晴らしい歌で神の声なのかと思うほど天から何かが降っていました。
何しろオーケストラですから、ASKAさんの後ろに30人から40人の音楽家の皆さんが演奏しています。
その迫力と繊細さはバンドで味わえません。
大人数の意識が一つに向かう瞬間は感動という表現しか思い浮かばないものです。
客席の拍手も曲が進むにつれてどんどん大きくなっていました。
コロナ禍なので声も出せませんし、スタンディングもできないのですが、拍手だけであれほど客席が熱くなっていっていることがわかるのは胸に迫るものがありました。客席から客席を見てもお客さんの影しか見えないのですが、その影が熱狂しているのがわかるのです。すごい光景でした。
ASKAさんの表現の一つとしてすっかり定着したオーケストラとのコンサート。
実は広島では開催されていないんですよね。
広島交響楽団とのコラボなんて見てみたいなあなんて思います。
広島交響楽団って広島の“3プロ”の一つでしたもんね。
いつか実現したらいいなぁなんて想像します・・・というか、実現しないとまたオーケストラのコンサートの時はどこかへ遠征するしかなくなりますからね(笑)
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