こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今日(9/3)はこんな日だったそうです。
1年前は目まぐるしく権力の主導権が行ったり来たりして追い剥ぎにあうような形で菅さんが力尽きていたのでした。
あの時の空気感って覚えていますか?
菅さんが権力の座を追われている時の主役は誰だったのか。
岸田文雄だったのか?
闇将軍ばりの躍動をしていた安倍晋三だったのか?
防戦一方だった二階俊博だったのか?
違います。
菅さんをあそこまで追い込んだものは何だったのか。
それは世論です。
国民の空気です。
政界は国民の空気に合わせるように離合集散しただけでした。
その結果生まれたのが岸田政権です。
ある意味民主主義が発動した瞬間でした。
1年が経ち、あの時の世論・・・国民の空気が出した結果が正解だったのかどうか。
この国はあらゆることを忘れて、忘れてしまうものだから“あの時は何を間違っていたのか”ということを振り返ることをしません。
そんなことだから統一教会が30年以上も生き残り・・・それどころか政界の中心にまで侵食していたんですよ。
銃をぶっ放すことをしないと開けられないほどのパンドラの箱になっていたわけです。
それもこれもみんな“忘れていたから”です。
「振り返らず前を向こう」という前向きの台詞があります。
しかし、これってホントですか?と思います。
立ち止まって振り返って忘れているものはないのかと思い返すことって必要じゃないのか?
この3年のコロナ禍。
ありとあらゆることを間違えていたこの国の民主主義。
これはちゃんと歴史に残して後世に伝えないと成熟はあり得ないでしょう。
そのありとあらゆる間違いの成れの果てが現政権です。
ちゃんと責任を取りたいものです。
菅さんが総裁選への出馬を撤回して1年。
振り返ることの大切さを思う夜となりました。
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