こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
安倍晋三元総理の死去。
心よりご冥福をお祈りいたします。
衝撃の大きさは今もなおテレビ局全局が報道特別番組を放送し続けていることからもよくわかります。
誰もがショックで言葉を失ったと思います。歴史に残る日になりました。
あれだけの権勢を誇った人物がこんな形でこの世を去ることになるとは・・・。
今朝までは夜にこんなことになっているとは本人も思わなかったでしょう。
人の死についてこれほどあっけないとは。
中国だとかロシアだとか超大国の首脳と渡り合ってきた人物でもこんなによくわからない人物によって明確な殺意で命を絶たれるのか。
民主主義も大切だし、テロも許せないし、世間で一丁前に流布されている意見はその通りだとは思うんですけど、私にはこの“一寸先は闇”という真っ暗な現実を受け止めるので精一杯です。
ただ、絶対的に日常は前に進むものですし、それはあまりにも残酷なような気がするのですが、こんなことがあっても仕事はしていましたしやはり日常は揺るがないものです。そして揺らぐべきものではありません。
しかし今日は色々なものが中止になったり延期になったりしました。
芸人さんたちの生配信や動画のアップもこの事件のせいで見送りになりました。
この自粛は違うと思います。
多様性がなくなり総員を上げて“右向け右”となるのは違う。
それはむしろ危険です。
選挙結果もこれでは間違いなく“右向け右”と雪崩を打つようになるでしょう。
むしろこれも危険なのでしょうが止められないでしょう。
コロナの時も有名人の死が怒涛の“右向け右”を誘発しました。
9.11の後もアメリカは怒りに任せて泥沼の戦争に突入しました。
そうならないことを祈りますが、難しいでしょうね。
長い歴史を見る目で今後の流れを見極めないといけません。
多様性こそが鍵です。
いつも何かがあった時テレビ局各局が同じ放送をしている中、テレビ東京だけが我が道を往く路線でドラマの再放送をしていたり日常を維持していることに絶賛のコメントがあったりするのですが、今日はその絶賛があまり見掛けられません。テレビ東京は今夜も特別報道番組を放送せず通常営業を貫いているのですが、それを絶賛するコメントがネット上であまり見掛けないのです。
その意味で“右向け右”っぷりは今まで以上なのかもしれません。
日常を維持すること。
それこそが民主主義を守ることにつながるのではないかと思いながら明日も生きます。
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