ついに“ラストアルバム”を手に入れる

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

いよいよ今日(6/28)でした。

吉田拓郎“ラストアルバム”『ah-面白かった』のリリース。

正確には明日6/29ですが、CDは昔から“フラゲ日”というのはありまして、公表されている発売日の前日にはCD屋さんにCDが並ぶんですね。AKB48の名曲“フライングゲット”の“フラゲ”はここから取っているはずです。
写真は広島のタワーレコード。
こうして拓郎さんのラストアルバムを大々的に飾ってPRしてくれていました。
タワーレコードといえば、若者向けのCD屋さんなので今までは拓郎さんをはじめいわゆるベテランシンガーたちの作品を大々的にディスプレイするなんてことはなかったのですがこうして大きく飾ってくれていました。

最後だからなのでしょうか、それとももう若者はCDを買わないからターゲットを“大人”にシフトチェンジしたのでしょうか・・・何だか都合がいいなぁなどという意地悪な気持ちにもなりましたが(笑)、何にせよこうして業界を上げて拓郎さんを盛り上げてくれることは嬉しいことだと思います。

Twitterで吉田拓郎と検索すると全国のCD屋さんが大々的に今回の“ラストアルバム”をPRしてくれているようです。
そりゃそうであるべきです。
拓郎さんの存在なくして日本のポップミュージックのマーケットのあり方は存在しないのですから。

そんな拓郎さんの最新作『ah-面白かった』。
歌詞カードを手にじっくりと聴きました。
こうして音楽にしっかりと時間を取って落ち着いて1曲1曲に向かい合うことって随分と久しぶりだなぁと思いました。

情報過多の中で歌詞・メロディー・アレンジを細かいところまで堪能するという・・・これこそが自分が楽しんできた音楽です。それがいつしか忙しいとか他の楽しみとかに時間を割いてなかなか音楽だけに集中するなんてなかったなぁと。

今回の作品には拓郎さんによる詳細なセルフライナーノーツがあります。
拓郎さんの言葉を読みながら曲たちを聴いているとなんだか泣けてきました。

この作品が拓郎さんにとってとても個人的な思いや情景を描いているということがよくわかります。
拓郎さんのことを歌っているんです。
音楽って誰の情景にも当てはまるような普遍的なテーマを歌っていたり、それこそ平和をテーマにしていたりさまざまな表現が可能です。

ただ『ah-面白かった』はどこまでも“吉田拓郎”なんです。

誰のためでもない、拓郎さんと拓郎さんが大切にしている人について歌っているんです。

あまりにも大きなものを背負い続けてきた“時代の寵児”だった拓郎さんが最後に選んだテーマが“拓郎さん”だったということが私には爽快に思えました。

こんな気持ちで音楽を聴くのは初めてかもしれません。
寂しさもあり、拓郎さんの人生のどこかに触れられたなぁという喜びもあり。

“引退”作品という“初めて”

まだまだ聴き込んで拓郎さんの情景について思いを馳せたいと思います。
ほんとおすすめです。

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