こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
ラジオを聴くようになって２年を過ぎました。
たかだか２年なんて長いラジオの歴史からすればまだまだ新参者です。
とはいえ、毎週聴いている番組は２０を超え、時間の確保が大変で嬉しい悲鳴をあげています。
ラジオの魅力はテレビとの違いそのものです。
テレビは企画や時間やコンプライアンスという制限がたくさんあって結果的に予定調和になる番組が多いのですが、ラジオはその対局にあります。
コンプライアンスはテレビに比べて緩やかなので表現の自由がまだありますし、企画よりも人物そのものが面白さを決めているのも私の性に合っています。
こうしてラジオを聴くようになったきっかけはネットでラジオを気軽に聴けるようになったことです。
スマホのradikoというアプリで日本全国のラジオが自由に聴くことができる。
かつてはラジオを聴くためには住んでいる地域の放送局だけしか聴けないですし、音も雑音混じりで気持ちよくない・・・それは感じていましたね。
それがradikoの出現で自由になって質も向上したという言うことなしの状況なんです。
そのような背景もあってラジオが若い人にも広まっていて、ラジオの復権が言われています。
とはいえ、昨日のブログでも書いたネット配信などの動画ビジネスに比べればまだまだ衰退の恐れのあるメディアであることは否めないそうです。
お金の集まるビジネスとなるかどうか。
テレビにスポンサー料が集まりにくくなっているという話はよく聞きます。
今日の新聞記事では先日の井上尚弥vsドネア戦はフジテレビが放映料を払うことができなかったことからAmazon Primeが放映権を得たと書かれていました。
ラジオもテレビ同様、スポンサーによる広告料収入は減っていることは確かです。
そんな中、ラジオにとって新たなビジネスの試みが始まりました。
ニッポン放送のオールナイトニッポン。
ラジオ放送はradikoで聴くことはできても過去の放送を遡って聴くことはできません。
例えば１０年前の放送を聴いてみたいなと思っても公式に聴くことはできませんでした。
なので私みたいなリスナー歴２年の新参者は過去の放送には手が出ないということが当たり前になっていました。
しかし、今回、オールナイトニッポンのサブスクが始まり、月額料金を払えば過去の放送を遡って聴くことができるというサービスが始まりました。
ラジオにとって新しくて画期的なことが始まったのです。
２つの意味でこの試みは新しいと思います。
まずは先ほどから触れているように、1回聴くだけで終わっていた放送が遡って聴くことができてそのデータがストックされるということ。
一生懸命作られたその時その時の放送が将来にわたって残るようになるときっと放送の質がさらに向上することになるでしょう。これからのラジオがさらに楽しみになります。番組の作り方に変化が起きるのではないでしょうか。
そして２つ目の新しさは、ラジオビジネスのあり方の変化です。
スポンサーからの広告収入以外から収入が生まれます。
これは昨日ブログで触れた、視聴者から直接お金をもらうビジネスと同じことです。
リスナーから直接料金を徴収することで収益が拡大することになればラジオのこれからのビジネスモデルが大きく変化することになります。収益が拡大すれば更なる質の向上が期待されることになります。
ニッポン放送の今回の試みがぜひ成功するように応援しています。
そして自分のビジネスのヒントになるように考え続けています。
はっぴいえんどは広島エリア（広島市・廿日市市・大竹市）で以下のサービスを提供しています。
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