こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
昨日に続いて言論の自由について考えてみたくなる材料が発生しました。
立花氏が報道ステーションを途中退席した件。昨日のネットはこの話題で持ちきりでした。
記事にあるように起きたことは“立花氏が議題から外れた持論を展開したために司会の大越健介キャスターが発言を遮る形で打ち切”ったという話です。
それが言論の自由の議論として炎上しているのです。
立花氏本人はこのように主張しており提訴に踏み切ったようです。
紹介されている文書はテレビ朝日が“言論統制”を行った証拠なのだそうです。
ネットを見ているとテレビ朝日を批判する論調が多いように思います。
しかし本当にそうなのでしょうか。
私は昨日のブログで言論の自由について書きましたが、この件が本当に言論の自由の議論に値するのか・・・それについては疑問に思っています。
立花氏が証拠としているテレビ朝日が事前に提示していたという文書。
事前に番組で話し合うテーマを提示した上で、“テーマから逸脱する発言は控えて”欲しいと書かれています。
そして番組で実際立花氏はテーマを逸脱する発言をしたから注意された。
注意された立花氏は腹を立て途中退席した。
こういうことですよね。
これって言論統制とか言論の自由の侵害って言うんでしょうかね。
言論の自由は保障されなければなりません。
政治の議論においての言論の自由は民主主義の根幹に関わることです。それは書きました。
しかしそれは“何を言っても構わない”という意味ではないでしょう。
テーマがあってそれについて各政党の代表が集まって話をしている時に一人だけ関係のない話を始めて、好き勝手話をさせることが言論の自由というのでしょうか。
テレビ朝日は立花氏のかつての活動や言動からこれらのことが予想できていたからあらかじめ文書で注意を促していただけではないのか。
そして事実そうなったという話ですよね。
それって本当に言論統制なのでしょうか。
どうもネットを見ているとテレビ朝日は言論統制をしたということになっているようです。
自由は大切です。
何よりも大切な価値です。
勝手に人様の自由が制限されるような時短命令が平気で出されるような社会は危険です。
一方で不規則発言を自由にさせるような社会もこれまた危険ではないのか。
これは別に矛盾するものではないと思うのですが、この辺りの判断って難しいのでしょうか。
私には昨夜のあの傍若無人の振る舞いが支持されて喝采を浴びるような行いには見えないのです。
テレビが人を洗脳するみたいな立花氏の主張は一蹴するほど間違っているとは思いません。
事実コロナ禍ではテレビの報道が悲劇をたくさん生んだと思っています。
だからと言ってテレビがやっていることが何でもかんでも批判されるべきことではない。
そんな当たり前のことが大雑把にくくられて論じられていることが私には恐怖に見えます。
これでは繊細な議論は不可能のなのではないでしょうか。
で結局は最近埋もれていた小さなが政党が一躍目立つ結果になって選挙運動になっているだけ。
そんな展開は政治や思想の中身はない話なので勘弁していただきたいというのが私の思いです。
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