大人って

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今日は“世の中捨てたもんじゃないなぁ”と思う出来事がありました。
昨年の10/31の総選挙。
選挙特番での爆笑問題・太田光さんの言動や振る舞いが大炎上を引き起こしました。
それから7ヶ月、7月に行われる参議院議員選挙の選挙特番に再び太田さんが起用されることが発表されました。

早くもネットでは大炎上中です。

嫌なら見なければいいだけなのにそれだけ世の中の怒りを掘り起こす太田さんすごいです。さすがです。
本当はもっと煽って火をつけたいと思っていらっしゃるのではないかと勝手に想像しています。

私としてはTBSさんの企業としての判断に“あっぱれ”と思った次第です。

コンプライアンスとかネットでの評判とかを無視できない現在において、再び太田さんを起用するということは相当な決断だったと思います。正直太田さんの起用なんて2度とないだろうなと確信に近い感じで思っていました。
今の企業は、言ってみれば“ノイジーマイノリティ”というのでしょうか、声の大きなクレーマーにとても弱くなっています。
「なんだこのヤロー」みたいな精神って消え去ったと思っていました。
その感覚だと太田さんの再起用なんて有り得ません。

しかしそれが今回再び実現したのですから、TBSさんの決断には“うるさいクレーム”を跳ね除けて何かを成し遂げたというだけで十分喝采に値するなぁと思います。

そのためには余程の決意と確信がないとできないでしょう。
太田さんを再起用しようとする決意と確信の裏には何があったのでしょうか。

“見なければいいのに”という程度のどうでもいいクレームよりも、TBSさんの決断の裏側や本音をぜひ聞きたいものです。

しかし、今も炎上しているそれらの意見を見ていると首を傾げたくなることばかりが並んでいます。

なぜあんな太田みたいなのを起用するのか?
見てるだけで腹が立つのでチャンネルを変える。
無礼なやつだ。

全部、“嫌なら見るな”で片付けられる内容ばかりです。

それは当然で、放送する側には放送をする権利があるのです。
そして見る側は見るか見ないかを選ぶ権利があるのです。
見る側に放送を止める権利であるとか、誰を起用するのかどうかを止める権利などないのです。
嫌なら見なければいいのです。

でもきっとこの手のクレーマーの人たちは選挙当日も太田さんの“失点”を確認するために番組を“見る”のでしょう。

一丁前に意見を表明しているつもりなのでしょうが、一枚も二枚も上手なのはTBS側なのでしょう。
テレビ局は見てもらったものが勝つわけですから、嫌われ目線だろうが絶賛目線だろうが見られれば勝ちです。
おそらくその辺りの計算を込みでの太田さん再起用なのかもしれませんね。

話は少し変わりますが、クレームの中にある、“太田さんの思想が嫌い”という人。
私には、“本当にちゃんと社会を生きてます?”と聞きたくなります。

実は私も太田さんの思想は好きではなかったりします。
特に太田さんの憲法観は私のそれとは相いれません。
真反対の考え方です。
でも太田さんの真面目さには好意を持っています。
もちろん太田さんのお笑いはもっと好きです。

こういうことって社会を生きていればいくらでもある話です。

政治に対する考え方が違っていても人格が好きだったり、仲良くできたりすることは当たり前のことです。

右だとか左だとかの思想がピッタリじゃないと人として認められないなんて幼稚極まりない考えです。
若い頃の自分はそうでした。あまちゃんでしたね。

しかし、私の恩師はアメリカ嫌いだからマクドナルドもコーラも食べないし飲まないなんて言っていました。
学生の頃その話を聞いた時はコーラもマクドも好きな私は勝手に引け目を感じました。
でも大人になった今となっては、当時偉大な大人だった恩師が・・・思想家でもある恩師がそんなことを言っていたことにドン引きをするのです。大学教授ですからね。日本の言論の一翼を担っていた人物がそんなことを言っていたわけです。

今のネット言論空間がそれくらい幼稚なのも無理もないのかもしれません。

そう考えると思い浮かぶ元総理とかいますねぇ。

大人の条件ってなんなのかって思います。

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