憲法記念日

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今日(5/3)は憲法記念日です。
1947年に日本国憲法が施行された日です。

各地で憲法について喧々諤々・・・とは程遠い議論と言いますか、自己満足的集会が開かれる日です。
皮肉を書きましたかね。

毎年恒例で“護憲・改憲”双方の勢力がそれぞれ集会を開いているんですね。
そしてそれを報道が毎年同じトーンで護憲・改憲それぞれの勢力が集会を開いたことを報じるのです。

私は大学時代は憲法を専攻していました。
なので憲法を専門的に勉強していた端くれではあります。
学生時代は大の大人が改憲・護憲で議論を闘わせている状況に真剣に参加したいなんて思っていました。

私のスタンスは改憲です。

どう読んでも現行憲法は矛盾しかないので、子供が読んでもちゃんと理解してもらえる憲法にすべきという考えです。

今日の“護憲派”集会でこんなインタビューがありました。
「ウクライナみたいにならないために今こそ日本国憲法を守って世界平和を」
普通の理解力では読み解くことができません。

ウクライナはかつて核を放棄したから今回のロシア侵攻が起きました。
彼ら自身もそう理解している。
そして欧米が武力でわたしたちを守らなかったから今回の侵攻が起きた。

こういう状況理解がある中でどうして“武力放棄”を謳った現行憲法が“今こそ必要”と言えるのでしょうか。
何かの信仰であるとしか思えませんね。
議論の前提が理解不能なのでこれでは議論は成り立ちません。
しかしながら結構な人数が集会に集まってそんな意見に“我が意を得たり”と頷いていたりします。

一方、改憲派においても似たり寄ったりの状況があります。
私自身も改憲は必要だとは思っているのですが、あの手の集会にいると感じることがあります。
それは、“改憲さえすれば国は守られる”という断言調の意見。
斯く言う私もそう思っていました。

しかし、改憲をすれば万事OKなのか。

憲法改正を目指して長年運動をしている人たちを知っているので言いにくいのですが、私にはあの手の集会ってもう改憲を叫ぶことが目的になっているだけのようにしか見えないのです。

なぜそんなことが言えるのか?

それは・・・・・


誰も憲法なんて守ってないでしょ?


これが全てです。
コロナ禍で明らかになったのは、誰も憲法なんて守らないということです。
緊急事態宣言も飲食店への自粛要請も何もかも憲法違反です。
実際訴訟も起きています。

しかし護憲派も改憲派もコロナ禍では憲法を蹂躙するようなウルトラ全体主義に加担していたではありませんか。
現在進行形でしょうか。

普通、無症状で元気な人をホテルに隔離して閉じ込めておくなんて行為は“人権侵害”ってツッコミを入れられなくては狂人と変わりありません。しかしウイルス怖さに人権無視が横行しました。それに疑問を呈した人は非常に少数でした。

こんな国家で憲法を変えようなんて真面目な顔で叫ばれても・・・これで国が守れるなんて思える方がどうかしているとこのコロナ禍で嫌と言うほど思い知らされました。


憲法記念日に思うこと。

憲法を変える前に、憲法を守りましょ。
話はそれからです。
今は憲法に基づく国づくりである“立憲主義”が危機にさらされている状況です。

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