ヴィーナスフォートの思い出

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

昨日のこのニュース。
個人的にも思い入れのある、寂しいニュースでした。
大学時代関東で過ごした私は、東京へ遊びに行くとしたら、お台場と渋谷でした。
そのお台場で遊ぶ場所としての“代表”がヴィーナスフォートでした。

10代から20代にかけての私にとっての“東京”はお台場とヴィーナスフォートと言っても過言ではありません。
先週はさまざまなテレビでヴィーナスフォートの最後の姿を撮ろうと特集が組まれていましたね。
あの頃と変わらない非日常空間を見て懐かしがっていました。

ショッピング、イベント、コンサート・・・何かあればヴィーナスフォートに行っていた記憶があります。
大人になって広島に帰ってからは東京に行ってもお台場に足を運ぶことは少なくなりずいぶん遠ざかっていましたね。
最後に一回ぐらいは行ってみてもよかったなぁとしみじみ思います。
たくさんの思い出のある場所です。

ヴィーナスフォートといえばこの映像が一番かもしれません。
2004年にリリースされたCHAGE and ASKAデビュー25周年記念シングル『36度線-1995夏-』のミュージックビデオです。
この曲は全編ヴィーナスフォートで撮影されています。
訳あって、このMVが私の中で最も多く回数見ている作品です。
おそらく1日で100回くらい見た記憶があります。
学生時代に何度も訪れた場所で憧れのチャゲアスがMVを撮っているという意味で思い入れタップリの作品です。

お台場といえば、この曲がリリースされた2004年はチャゲアスデビュー25周年を記念して野外ライブ『熱風コンサート』が開催された都市でもあります。今のお台場の姿からは想像できませんが、今のフジテレビの湾岸スタジオあたりは広々とした空き地があり、そこで2万人を動員した野外ライブが開かれたんですね。もちろん私も広島から参戦しました。

『熱風コンサート』は2004年8月28日に開催されたのですが、この日は関東地方に2つも台風が接近するという史上まれに見る土砂降りの日だったんです。ライブも本当にやるのか?という気持ちで朝からお台場でカッパを着て8時間ぐらい並んでいました。一人で並んでいたので嵐の中、トイレに行くのも大変だった覚えがあります。

しかしこのコンサート、奇跡が起きました。

コンサートの間の2時間半だけ雨が上がったんです。

あの日あの場にいた人間だけがあの奇跡に出会いました。
ライブが終わって会場から帰るときは暴風雨にさらされたのでまさにコンサートの間だけの晴れ間でした。
証拠映像がこちらです。
この映像が台風の真っ最中だとは誰も思いませんよね。
この1回きりの映像はまさに奇跡の切り取りとも言えるすごい映像です。

こんな雨の日にもヴィーナスフォートはありました。

そんな思い出も引っ張り出してくれるお台場・ヴィーナスフォートでした。
なくなってしまうのは寂しいですね。
諸行無常です。

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