電話でのコミュニケーション

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

こんな記事があります。
コミュニケーションを取るということについて、日々仕事をしていると考えることが多いです。
この記事にあるように面と向かってお話しできることと、そうではないとでは全く意思疎通の感触が違ってくるわけです。
記事は“オンライン”であっても、顔を見ながら話ができるとは言え、なかなか難しいということが書かれています。

このあたりの難しさは私にとってはオンラインというよりも“電話”だったりします。
電話でのお客様とのコミュニケーションの難しさは観光業時代からずっと感じ続けていることです。

電話の“プロ”にお話を聞くと、電話でのコミュニケーションは顔が見えない分たくさん“着飾らないといけない”と言います。
私も全くその通りだと思います。
説明の方法とかテクニックの以前の話です。

声のトーンひとつで印象が大きく変わるのが電話の怖いところであり、すごいところです。
なので自然と声のトーンは上がりますね。
普段通りの声のトーン=テンションで話すとおおむね“愛想が悪い”という評価になるでしょう。

その上で、声だけでさまざまなことを理解していただく説明力が求められます。
絵や図表があれば簡単な説明も“声だけ”なのですから、使われる言葉は自然と増えます。しかしその言葉が難しくてはいけない。

わかりやすい言葉を使ってかつ、説明の要素は多くなる。

この相反するような“2兎”を追うのが電話応対の要諦なのです。

日々仕事をしているとその難しさを感じます。
今書いたことは説明する私たちの側の話なのですが、一方で私たちの話を聞いてくださる側にも物語があるので電話ってシンプルなようで本当に複雑です。電話で私たちの話を聞いてくださる側にもコンディションがありますし、その表情が見えないが間違いなくその表情は存在しているという・・・これがその複雑さです。

言葉にするとこのように細かいことがたくさんある電話応対の世界なのですが、世界は電話でのコミュニケーションに溢れています。これほど難しい要素で成り立っている電話の世界にもかかわらず誰も彼も普通に電話で意思疎通を図っています。本当にコミュニケーションは成り立っているのでしょうかとふと思うことがあります。裏を返せば、少々のことがあってもコミュニケーションなんて成り立つんだよという話なのかもしれません。

遺品整理業であれ、観光業であれ電話でのコミュニケーションは欠かせません。
若い頃は“お金を取ることができる”電話応対のクオリティーにこだわっていた時期があります。
今ではそれが自然に出せるようになっているかな・・・なんて思いながら、電話に出るときはいつも気合を入れています。

明日もそんな1日になりますように。

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