雪は危険だが社会は止まらない

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今朝の広島は積雪で混乱していました。
皆さんも出勤など大変だったのではないでしょうか。
はっぴいえんど付近は“真っ白”でした。
これほどの大雪は今シーズン初めてでしたし、この数年でも最も混乱を生んだ雪だったのではないでしょうか。

坂道で立ち往生しているトラックやタクシーに出会いました。
朝の通勤ラッシュも相まって大渋滞・・・。

今はちょっと熱があったり、鼻水が出たりして仕事を休んでも文句も言われず、むしろ「積極的に休んでください」と言われる時代です。コロナ禍は何やら根本的な価値観を簡単に揺るがしている感じがします。

しかし、雪の中での出勤についてはどうも「積極的に休んでください」という空気にはなりません。

これは冗談抜きに私には謎な話です。

コロナに罹患して命の危険にさらされる可能性と、雪の中車で通勤して事故に遭う可能性。

これってどちらが危ないですか?
確率高いのではどっちですか?

雪の中の通勤、私も何年も経験しています。
車が滑って危険な思いをしたこともあります。
運転中、目の前を走っていたスクーターが滑って転倒して危うくそのバイクも人も踏み潰しそうになったこともあります。

それでも「雪だから会社休みましょう」とはなりません。

いや、別にそうであって欲しいと言っているのではありません。

言いたいことはリスクのバランスです。

雪も危険だが会社も社会も止まらない。
でもコロナなら全部止まるし、それを疑問に思う人も少ない。

変だなぁ。
変だなぁ。

おそらく“死”へのリスクは雪もコロナも相当低いですよ。
だってもっと高い確率での死因は世の中にごまんとありますから。

どちらも危険だし、どちらも危険ではありません。

それでも生活はしないといけないし、生きなければならない。

全部止めないといけない理由がやっぱりわからないという話になります。

そんな雪の日に広島では「まん延防止措置」が延長となりました。

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