今週の思っちゃった21

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今朝も広島は雪が舞っていました。
昨日(12/18)以上に雪の降る量は多かった印象です。
冬が深まっていますね。
年の瀬が迫るにつれ今年は悲しいニュースが増えているのは気のせいでしょうか。
その中でも今週考え込んでしまったニュースはこちらです。
先日「家族会」の会長を退かれた飯塚繁雄さんが死去されたという報道。
個人的にはこの北朝鮮による拉致問題は学生時代に当時の「家族会」の代表だった横田滋さんのお話を直接聞いたことがあって関心も感情もずっと持ち続けています。

拉致問題がまだ“拉致疑惑”と言われていた頃。ほとんどの国民がそんな悲しくて許せない問題が起きているということを知らなかった頃。大学1年だった私は国際情報誌「SAPIO」を新幹線の中でこの拉致疑惑の存在を知り、怒りで震えが止まりませんでした。あの感情は今でも昨日のことのように覚えています。

この国にこれほどまでに悲しい現実があるにも関わらず、それが“ない”とされ、なんとなく日常が“平和”であるかのように進んでいるという現実に耐えられなかった大学時代の最初でした。

その後、小泉純一郎総理の頃に一気に疑惑が事実だと判明し、この国に他国の政府の“悪意”で人生を狂わされた家族が存在するということが全国民に知れ渡りました。

あれから拉致被害者の方の帰国などもありながら小泉訪朝から20年近くが過ぎようとしています。

この20年の重みを感じずにはいられませんでした。

家族会の皆さんやそれを支援する国会議員などが国民への啓蒙活動など血の滲むような活動をしながら最終的には日本国政府に頼らざるを得ないという現実。どれほど想いを表現しても、活動をしても、最後は政府が北朝鮮と対峙する以外に活路が見出せないという現実。

この20年の忸怩たる思いは私如きでは計り知れません。

その中での先ほどのニュースです。
総理大臣と官房長官の“言葉”きっとこの政治家の人も同じように20年の年月を過ごしているはずです。
拉致問題に奔走してきた政治家も多く知っている中で、現在政府の責任者となっているこの人たちの“言葉”。

いろいろと思ってしまいます。

自分にも家族がいます。
その家族の行方を政治に託さなけれならない気持ち。
政治にはその重みを受け止めてもらいたいです。

来年の今頃、同じような気持ちで同じような話を書くことのないようになっていて欲しいです。
そのためにしっかりと政府を見ていたいと思います。

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