今週の思っちゃった18

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今週印象に残ったニュースについて好き放題書いている「今週の思っちゃった」です。
今回注目したニュースはこちらです。
多くの怒りコメントが散見されるこのニュース。
皆様もお怒りでしょうか。

18歳以下の子どもに給付することになった“10万円”ですが、内容は半分が現金だの半分がクーポンだのと与党間での話し合いでなんだかよくわからない着地になったあのニュースに新たな展開ということです。

公明党が強く主張した子どもたちへの10万円支給。
それに対して「どうして子どもだけなのか?」「この給付に効果があるのか?」といった疑問や批判が巻き起こりました。
自民党との話し合いの結果、現金とクーポンの併用と一部所得制限を設けることなどが決まりました。
その“クーポン”を印刷することなどが計画に加わったことで印刷代などが嵩み、その事務費が1200億円という話。

何か新しいことをするときには必ずお金がかかります。

“案を出す”。
世間ではそのセンスがある人がとても重宝されます。脚光も浴びます。評価もされます。
斬新なアイディアが社会に大きく貢献して、企業が儲かる・・・これこそが“かっこいい”社会人像だったりしますね。

自分もその姿に憧れて会社員時代も斬新なアイディアを考えて、提案して、実行しました・・・なんて自慢げに語ったりするわけです。

しかし、その裏側で、そのアイディアのためにどれだけお金を遣いました?という話が必ずあるんです。
大型のプロジェクトであればあるほどお金を遣っています。
会社では、アイディアを出すときに当然のように、そのアイディアを実行するのに必要なお金と効果が出た時の“儲け”などをあわせて提出しないといけません。そうでないと誰も話を聞いてはくれません。

よく学生向けであるとか、部署の若手向けなんかに「斬新なアイディアを出してほしい」といった形で新鮮な意見を求めたりする上司がいました。自分もそうだったかもしれません。

しかし、その設問設定では100%いい意見は出てきません。

なぜなら荒唐無稽なアイディアばかりが出てくるからです。
言葉を変えれば「理想論」、「夢みたいな話」の類です。

なぜ理想論で夢みたいな話なのかというと、そのアイディアを実行するためにはお金がかかり、超えなければならない現実があるからなのです。

アイディアだけを賛美して、アイディアだけを募るとはっきり言って時間の無駄になりますアイディアを出すということにはコストについての責任も必要になりますコストについても分析して語ることができないことにはそのアイディアには1円の価値もありません。

自分もアイディアを出して、その点でつまづいた経験があります。
そしてコストを乗り越えるアイディアを出したり、現実を踏まえて軌道修正したり、さまざまな経験をして成長をするのです。

それらの経験をして、今、はっぴいえんどという会社経営に踏み出しています。
もちろん、会社を立ち上げるにもコストがかかります。
そのコストと現実を照らし合わせながら現実でできることと、夢を追いかけているわけです。
そんな遺品整理業なのです。

話を戻しますと、今回のニュースについてはこうです。

コストを計算しました?????

こういうふうに聞く上司がいなかったのですか?

自分がこの会社の経営者ならハンコを押すことはなく「却下」ですね。

よほどの“経営者”が采配をふるっているのでしょう。
倒産しないことを心から願っています。

はっぴいえんどは広島エリア(広島市・廿日市市・大竹市)で以下のサービスを提供しています。

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