“貴重な時間”の途中経過

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

今回は先日11/12に放送された「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」について書きたいと思います。
9月、10月と毎月のように吉田拓郎さんのラジオについて書いています。

(9/13UP「壮大な“終活”を見守る用意は出来ている」・10/12UP「かっこいい大人」)

拓郎さんご自身は前回のラジオでも語っていたように「これは終活ではない」とおっしゃっています。
ただ、拓郎さんは“ラストアルバム”制作に向かって走っていて、「オールナイトニッポンGOLD」も来年のアルバム発売に合わせて終わるだろうということに言及されています。つまり、音楽生活の最終盤に今はあると思われます。

なので、私はこの貴重な“いま”を(私の主観を通してとはなりますが)記録に残しておきたいと思う様になりました。

たまたま9月から毎月拓郎さんのラジオを聴いてうけた刺激をブログに書いていたものですから、今後は毎月、拓郎さんのラジオを聴いたら今回のようにブログに書き残したいと思います。

本当に貴重な時間を共に過ごさせていただいていると思いますから。

こんなことを書いていてなんですが、今回の「オールナイトニッポン」では改めて拓郎さんの生き様の“かっこよさ”を窺い知ることができました。

リスナーからこのような投書がありました。

「拓郎さん、先日も地震がありましたね。地震への備えはどうされていますか?拓郎さんがお持ちの楽器や資料などは将来、吉田拓郎記念館ができた暁にはとてもとても貴重なものです。・・・・・」

この様な内容でした。
拓郎さんが使っている楽器やこれまでの楽曲に関する資料などなど、確かに貴重なものばかりです。
私にも“国宝級”の品々に見えます。

しかし、拓郎さんはこの投書に対してこの様に答えました。

「僕は自分があちらに旅立った後は、絶対に記念館を作ることなど許さない。そんなものいらない。絶対にいらない。」

そうなんです。
拓郎さんは以前にも「自分の追悼番組とか特集とかそんなものは絶対にいらないし、やらせないでくれ」とおっしゃっていたのです。記念館に関しても同じ思いをお持ちということですね。

拓郎さんはそのようにおっしゃって、「大切なのは“いま”なんだよ。今どう生きているか。」と力説していました。

拓郎さんを尊敬し、敬愛している人にとってはなかなか複雑なお言葉です。
拓郎さんが大切だから、尊敬しているから“死後”も繋がっていたいと思うがゆえの“追悼番組”だったり“記念館”だったりするのです。その気持ちは痛いほどわかるといいますか、私もそう思うだろうなと思います。

しかし、拓郎さんご自身はこれを拒否されるわけです。

日本のポップミュージックのあり方を決定づけた吉田拓郎という生き方。

粋だなぁと思って心が昂りますが、どこかでやはり寂しさもあります。
どちらにしろ、まだまだ拓郎さんの音楽は“かっこよく”鳴り続けます。

どこかで“終わり”を感じながら、でも毎回毎回拓郎さんのお話を心から楽しむ。
そんな豊かな時間がまだ続きます。


“ラストアルバム”を早く聴きたいという気持ちと。
“ラスト”にはなって欲しくないという気持ちと。

これを毎月書いてゆくことになるんでしょうね(笑)。

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