こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今日(10/31)は衆議院議員総選挙ですね。ハロウィンですね。
テレビやラジオからはこんなセリフが連発されていますね。
是非是非投票へ行って、夜は開票番組を楽しみましょう。
今の時点(10/31お昼)ではまだ結果はわからないのですが、色々と思うことはあります。
その詳しい内容はまた機会を改めて書かせていただければと思います。
今回は選挙ネタからは離れて、今週インパクトのあったこのニュースについて・・・。
阪神・日本ハム・大リーグで活躍した新庄剛志さんの日本ハムファイターズ監督就任のニュースです。
驚きましたね〜そして、なんだか笑顔になるニュースです。
私は阪神タイガースのファンなのですが、野球を知ったのが1993年。当時中学生になったばかりでした。
1993年の阪神タイガースは前年の“亀新フィーバー”で最終成績が2位。
ここからいわゆる“暗黒時代”に突入する最初の年が1993年です。
そのころのタイガースのスターが新庄選手でした。
そうです。私にとって最初の野球選手のスターは新庄選手だったのです。
後にも先にもプレーの一つ一つが楽しくて、でも失望もいっぱいさせられた選手は新庄さんだけです。
新庄さんは日本ハム時代や大リーグ時代の活躍がクローズアップされやすいのですが、私にとっては阪神時代の新庄こそが“大スター”でした。
当時は広島市民球場へ阪神戦を家族でよく見に行っていました。
3塁側内野自由席でいつも新庄の活躍を生で見たいと固唾をのんで見ていたのがいい思い出です。
一番の思い出は3塁ランナー緒方選手をホームで刺した新庄選手の強肩ですね。
盗塁王に何度も輝いている俊足の緒方選手をバックホームでアウトにした新庄選手はとてもかっこよかったですね。
思い出話はその辺りにして・・・。
そんな新庄さんの監督就任。
誰もが“びっくり”したんです。
どうしてでしょうか?
新庄が監督をするとは思わなかった。
新庄に監督が務まるのか?
こんな感情が背景にあるから、このニュースが“驚き”を持って広がったのだと思います。
そもそもなぜ、新庄さんという人物のイメージと監督という職が持っているイメージにこれほどのギャップがあるのか?
新庄さんに対するイメージは知っている人ならば何かしら持っているはずです。
明るい
破天荒
派手
面白い
こんなところでしょうか?
では、一方で“監督”というポジションにはどんなイメージを皆は持っているのでしょうか?
もしかしてこれらのイメージの逆だったりしませんか?
今回のニュースで思ったことは、勝手に“監督”というポジションに対してイメージを作っていなかったか?ということです。
そもそもプロ野球の監督というポジションは誰もが就くことが出来ません。だから私如き人間がプロ野球の監督って“こうあるべき”だなどとイメージを持てるはずがないのです。考えてみれば当たり前のことです。
しかし、誰もが勝手に“監督になる人物ってこんな感じ”というぼんやりしたイメージを持っていたのだなぁと思います。
そしてそれって全く根拠がないわ・・・と。
新庄さんを監督に選んだ日本ハムの“イメージからの自由さ”が今回の出色なところです。
私も企業人でしたし、今では自分の会社を運営している人間です。
その立場から今回の“新庄人事”はとても考えさせられることが多いです。
結局、私たちが監督業に対して持っていたイメージはわかりやすく言えば、根拠のない“偏見”と言えます。
この“偏見”のなさが新しさを生むし、もしかしたら新しい価値観を誕生させる可能性がある。
この可能性に満ちた仕事をする方が楽しくないですか?
それをやってのけた日本ハムという球団にリスペクトの感情を抱きました。
申し訳ないですが、阪神タイガースには難しい人事だったなぁと思います。
しかし、結局はこの“難しい人事だなぁ”と思う感情こそが“根拠のない偏見”なのです。
この“根拠のない偏見”で潰された仕事ってかつてもあったなぁと思います自分自身。
ですから、こんな“根拠のない偏見”は持っていてはいけないと思わなければならないのが私の立ち位置なはずです。
しかし、今回のニュースで驚いたということはそんな“偏見”を持っていたということになります。
ということで、このニュースの結論は【反省】です。
“根拠のない偏見”は持たないようにこれからの会社運営はしないといけないなと思いを新たにしました。
来季の新庄監督率いる日本ハムの大躍進を楽しみにしつつ、自分も負けないように“偏見のない”会社運営を志ます。
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