こんにちは。広島で遺品整理業を立ち上げたはっぴいえんどの西本です。
広島県も明日(8/27)から緊急事態宣言の対象となります。広島は4度目となりますね。
自分自身、ホテル・旅館業界の人間として昨年の緊急事態宣言下を経験しましたので、どうしても気持ちが暗くなります。緊急事態宣言下では“お客様が少なくなる”とか“予約が消えてなくなる”とか通常ではあり得ない経験をしましたが、それと並行して大変だったのが“行政との折衝”です。
特に昨年は国の政策でGoTOトラベルというものがありました。
その政策についてもルールがあるので、それを社内で組み立て、速やかに行政サイドに報告するといった事務作業はかなりハードなものでした。何しろ急ピッチで仕立てられた政策ですから、細かいことは決まっていないのでその都度行政サイドに質問をし、あちらも“あ、そうだった”みたいな感じでその都度ルールが作られる・・・それほどの大慌てぶりだったわけです。
それが緊急事態宣言となると、しかもそれって宣言が発効される数日前に発表されるものですから、“キャンセルとなった場合はどういう手続きになるのか”とか“補償はどんな手続きで進められるのか”など全く違う仕事が天から降ってくるのです。またそれをこなしてゆくために社内でのルールを考え、行政側に細かいことを質問する・・・今度はキャンセルについての質問です・・・みたいなことですね。
“翻弄される”とはまさにこのことで、お客様を受け入れるために＝喜んでいただくために必死で積み上げたものが一夜にして全く逆方向へ針が振れてしまう・・・。こういう瞬間を何度も何度も経験するわけです。
せっかくご予約をいただいていたお客様が一気に潮が引くように消えてゆく様は真っ暗なものです。そしてその敗戦処理みたいな作業が山のように待っているわけです・・・今の旅行業界ももう何度目の“それ”なのでしょうか。
本当は今回は違うことを書こうと思っていました。ブログの始まりに“広島県も緊急事態宣言の対象となります”と書いてしまったので、昨年のバタバタを思い出し、それを書いてしまいました。
本来は『印象に残った“お墓参り”』というテーマで書くつもりでした。2年前に訪れたある人物のお墓についての思い出です。これはまた明日書きます。
はっぴいえんどは緊急事態宣言下においても変更することなく遺品整理・生前整理・終活アドバイスなどのご要望は承っております。遺品整理等の作業については感染対策は丁寧に行っておりますのでご安心ください。
少し宣伝を入れさせていただきました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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