今週の思っちゃった53

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

以前に読んだ『孤独の宰相』には菅義偉氏が安倍晋三氏が総理の座を辞した後に後継として総裁選に出馬した理由を「岸田文雄だけは総理にしてはいけない」という思いがあったという内容が書かれていた。日本にとってよくないという思いがあったという舞台裏が書かれている。菅氏はどうしてそう思って、本来なら「年齢が年齢だから」と自身が70代であることを理由に総理を目指さないという本来の考えを変えて総理の座を狙ったのだろうか(わかって書いています)。
思い出すと、広島では岸田総理の誕生を両手を上げて大歓迎していました。
ニュースではキャスターが街頭に出て街ゆく人に岸田総理誕生について聞きまくっていましたね。
そして街ゆく人たちも“なぜか”喜んでいましたね。

あれ、どうして喜んでいたんでしょうか。
ぜひ今、あの人たちが現状をどう見ているか聞いてみてほしいものです。
菅さんがどうしてあの時点で「岸田だけは総理にしてはいけない」と考えていたかよりも、街頭の人たちがどうして岸田氏を歓迎していたかの方が謎すぎて言葉が見つかりません。当時から思っていました。

政治家への評価とは1点だけ。
国益に叶うかどうか。
それだけです。

あの時岸田氏を大歓迎していた人たちは一体何が国益に叶うのかと思ったのでしょうか。

国益よりも身内益ばかりに奔走しているのも、長男問題でちょっとだけ明るみに出ました。
実際はそれだけではありませんけど・・・派閥の長を辞めずに総理をしている時点で凄まじい節操なんですけど・・。今、統一教会問題でクローズアップされている細田氏も衆議院議長就任にあたり自身が率いた清和会(現安倍派)を離脱していますからね。

派閥の若手を引き立てた挙句、10代との交際が明らかになった議員とかいましたよね。そして離党して雲隠れしていまだに議員活動を続けている人がいますよね。それも岸田総理の子飼いでした。

国民たる私自身は統一教会問題で、かつて支持をしたこともある議員、投票をしたことがある議員の背景がわかって愕然として、それを見抜けなかったことを反省しています。“保守”と名乗っていた議員の総崩れぶり。もはや勇ましいことを言っている政治家は信用ならないと結論づけることになりました。

凄まじいまでの見損ないの感情と共に、“空白の30年”に結果として加担してしまったことへの反省があります。

岸田氏を“評価”していた人たちが何を思い、今後どうしてゆくのでしょうか。
それが大切です。

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