上半期終了

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

令和4年(2022年)も半分が過ぎました。
上半期が終了です。

会社員の頃は上半期だとか下半期だとか時間に区切りをつけて何かを振り返るなんてことはありませんでした。
単なる通過点といいますか、単なる1日といいますか特段意味づけなどしたことはないです。

しかし心を落ち着かせて耳を澄ませると“今年も半分が終わった”という話が方々でされていたりすることに気がつきました。

単なる通過点でありますが、過ぎてゆく時間を大切にするのならばちょっとぐらい立ち止まって今年の半分に思いを馳せるのも悪くないなぁと今は思います。

何しろコロナ禍という歴史の渦中にあるわけですし、このブログを読むと自分で書いている文章に恥ずかしい思いは抱きながらも、世間では色々なことが起きて自分もそれを受けて色々なことを考えてるなぁと振り返ることができます。

今年の上半期は個人的には石原慎太郎さんの死去が心の中で一番大きな出来事です。
そしてそれに負けないくらい吉田拓郎さんのラストアルバムへの過程も心に大きな影響を与えてくれています。

奇しくも“何かの終わり”についての出来事です。

こういう仕事をしているせいもあるでしょうか。
尊敬する人たちの“終活”ということは大きいでしょう。

今は先日発売された石原さんの自伝を読んでいます。
ご自身と奥様の死後に出版してほしいと幻冬舎に石原さんが原稿を預けていたそうです。

石原さんは自身の死後にさまざまな人にこの自伝を読まれることを想像していたのでしょうか。
ご自身の死後を考えるってどんな想像なんだろうと思います。
自分の存在がなくなった後に自分の文章を読まれるという感覚ってどんな想像なのでしょう。

そんなことを考えながら、死後に出版すると決めている文章に向き合っています。
近いうちに「読書日記」にまとまることにします。
今年は石原さんの作品ばかり紹介している気がします。
やはり今年の上半期は石原さんのことをたくさん考えていたのかもしれないなぁと思います。

果たして下半期はどうなるでしょうか。
今年が始まったときはこれほど石原さんの作品に触れることになるとは思っていませんでした。

そうです。
想像通りになんかはいかないものなんですね。

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