携帯電話の思い出

こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。

いつも話題の元ネタがラジオで申し訳ないのですが、先日ラジオに聞き耳を立てていたらこのようなテーマでメールを募集していました。

「携帯電話の思い出」

携帯電話はもはや電話としての機能から色々なものが溢れ出ていて、電話というのもおこがましいぐらいになっていますよね。

パソコンとして
ラジオとして
カメラとして
健康機器として

などなど、総合端末と化しています。
そんな人生と“伴走”する携帯電話に“思い出”という過去や、ノスタルジーが帯びるような言葉はなんだか不釣り合いだなぁと思いながら、しかしだからこそ耳に残るというか、面白いなぁと思った次第です。


自分にとっての“携帯電話の思い出”って何があるだろうと考えました。

初めて携帯電話を手にしたのは、大学生として群馬で一人暮らしをするようになってからです。
いわゆる“大学デビュー”です。ただこのときは「携帯電話なんていらないなぁ」という後ろ向きな思いで使い始めたことをはっきりと覚えています。当時は今でいうところの“ガラケー”でした。まだ折り畳みの機能すらない頃の話です。

その後、社会人となり携帯電話も折り畳みタイプがかっこいいなとか思うようになり、それを手に入れることになります。最初の頃は「いらない」と思っていた携帯電話がごく自然なツールになっていたことの証ですね。今から見ると、カメラ機能なんかも付き始めたところだったと思うのですが、画像も荒かったですね。それでも“すごい機能だなぁ”と感動していました。

初めてスマートフォンに変えたのはiPhone4の頃です。当時の自分は“P型”と呼ばれるパナソニックさんのボタンを押せばくるっと開くタイプのガラケーが身に染み付いていて、スマートフォンには一切興味はありませんでした。いや、むしろガラケーがなくなってゆくことの警戒感すら持っていたと思います。

それが“P型”のガラケーが壊れ、買い替えに携帯ショップに行かなければならない状況になりました。もちろん、当時話題になり始めていた“スマホ”などというものには興味もなく、普通に新しい“P型”に変えてくださいという態度でお店へ行きましたね。

ここで運命が変わります。

そこにいた店員さんがしきりにiPhone4への切り替えを勧めるのです。


私「それは大丈夫なので、“P”へ変えていただければ・・・」

店員さん「とにかく触ってみてください。なかなかいいですよ。」


こんな応酬を3往復ぐらいしたと思います。

“まぁ騙されたと思って、触るだけ触ってみるか”と押し切られたが最後。
とりあえず触ってみたiPhoneの操作のサクサク度に感動してその場でiPhoneへの切り替えを決めるという実に単純なストーリーです。

それからは新しいタイプが出るたびに新型へ買い替える時期が続きました。


こうして振り返ると、たかだか携帯電話切り替えの個人史でしかないのですが、人生の示唆に富んでいるなぁと思うんです。

いつだって、新しいことに切り替えるときは絶対“警戒”をしているんですね携帯電話を初めて持ったとき
スマートフォンに初めて出会ったとき

人間、慣れない環境に身を投じるときは“不快”になると言います。ストレスになるんですね。

しかし、一方で、“えい!やー!!”と身を投じてみれば案外それは気持ちの良いものだったり、私のように手のひらを返してiPhoneのヘビーユーザーになったりします。

人生ってこういう選択を警戒しながら繰り返して、いつの間にかそのストレスなどを忘れているんです。
ある意味勝手なものです。

携帯電話ももう何台目なのかもわからないくらい色々使っています。
そして今後もどんどん便利になる携帯電話の恩恵を受けてゆくのでしょう。

ここまで分かっているのだから、今後は警戒を解いて楽しんでその変化を受け入れてゆくのがきっといいんでしょうね。

デジタル遺品の取り扱いもはっぴいえんどにおまかせ

はっぴいえんどでは携帯電話が当たり前になって、それも大切な遺品となった今の時代に合わせた遺品の供養も行なっています。
いわゆる“デジタル遺品”と呼ばれている、故人の方が使用されていたスマートフォンやパソコンなど、データを取り扱う物についての供養は現代的な課題として浮上してきています。

これらの“デジタル遺品”はパソコンやスマートフォンといった物そのものの取り扱いをどうするかといったことから遺族はお考えいただく必要がありますが、それ以外にも中に入っているデータの取り扱いなどにも思いを致されます。

“デジタル遺品”の中には故人が大切にされていたお写真をはじめとするデータが入っている場合がとても多いのです。


はっぴいえんどでは、遺品整理の中で“デジタル遺品”についてのご相談も承ります。

パソコンやスマートフォンからの“データの抽出”や“データの消去”、ご遺族の方に煩雑で大きなご負担になる作業も通常の遺品整理の範囲の中で行わせていただきます。

これらの作業はプライバシーについて敏感な分野です。
しっかりとしたノウハウで対応しますのでご安心ください“デジタル遺品”の遺品整理についてのお問い合わせは下のボタンからお願いします

はっぴいえんどは広島エリア(広島市・廿日市市・大竹市)で以下のサービスを提供しています。

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