解散について

こんにちは。広島で遺品整理業を立ち上げたはっぴいえんどの西本です。

昨日は雨も落ち着いて少しホッとしましたが、今日(8/17)は再び激しい雨が降っていて災害への緊張感が走っています。写真でも雨がわかるほどの激しさですね。まるで歌川広重の雨の絵のようですね・・・。
さてそんな豪雨の中ですが、このようなニュースがタイムラインを駆け巡っています。
雨上がり決死隊、解散してしまうんですね。。。自分自身、雨上がり決死隊のファンとはとても言えませんが、なんだかんだでテレビで彼らの笑いで楽しませてもらって来ましたから何かを思わないではいられません。

率直に言って“寂しいなぁ”というのが今の時点での感想です・・・・。

ずっと一緒に何かをやってきた。
同じ目標を持って頑張ってきた。

そういう“仲間”と別々の道を歩むことは古今東西、山ほど積み重ねてきている事なはずです。むしろ未来永劫、同じ意識でずっと一緒に行動しているという方が珍しい事なはずです。ということは今回のような“解散”劇は日常茶飯事だと言えます。

実際、自分自身、こうして起業に至っているわけですがそれまでの道で“袂を分つ”という経験はしてきました。

感情が合わなくなった
信頼できなくなった
同じ方向を見て仕事ができなくなった

同じ道を歩んでいる間は熱気にあふれ、楽しい時間だったけれども、少しずつ何かがずれてきて修正ができなくなる。こういうことは年齢を重ねてゆくとどんどん増えていきます。

その時は寂しさを帯びながら、しかし前を向いて次の展開に進んでいかなければならないという状況があるために立ち止まることがない。

自らの心を奮い立たせるためにも無理矢理にも前を向いている。

きっと周囲はどうにかして元の状況に戻らないものかと思ってくれていますし、心配をかけていることも痛いほど感じます。しかし、これから先に進むためにその“修復”が本当に最優先であるとは思えないために今まで守ってきた“フレーム”を壊す・・・こんな流れで“解散”に至るのだと思います。自分自身、このような経験をしました。

結局、周囲は本人たちの決断を受け入れていくほか出来ることはないと言うことになります。その無力さに人は寂しさを感じるのだと思います。だから私は今回の雨上がり決死隊の解散にもそんな寂しさを感じているのだと思います。

一方で当事者は前を向いているからこそ“解散”をしているので、過去の頃を振り返って後悔したりはしていないはずです。


ひたすら前を向いている。


その“前進”の先に、今感じている寂しさを吹き飛ばすような明るい未来が待っていることを祈っています。

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