損な仕事？
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こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。 今日(10/12)は広島ではこちらのニュースで沸いていました。
周囲でも時間の合間で今日の広島カープ・新井新監督就任会見の話題で持ちきりでした。 私自身は阪神タイガースファンなので直接広島カープの人事には一喜一憂するものでありません。 しかし新監督となる新井さんはタイガースの選手でもあった人ですし、タイガース時代の活躍は直接球場でも何度も見ていましたので思い入れはたくさんあります。なのでそれはそれで新井さんの監督就任は私にも嬉しいニュースです。 しかし、長くプロ野球を見てきていますが、監督を引き受けることの悲劇性に対していつも複雑な思いになります。 どういうことかと言いますと、監督を引き受けることは本人にとっては大変な名誉なんだと思います。 しかし、一方で引き受けた監督職を晴々しく去る人の少ないこと少ないこと。 かつて選手時代はファンから愛された人も監督になるときは大歓迎され、「これで優勝だ」「これでチームが生まれ変わる」とか言われ、しかし成績が悪いと石もて追われるという・・・。 広島でいえば、私は緒方さんの引退試合を強烈に覚えています。 観客席全体が緒方さんの引退を惜しんで泣いていました。 そんな緒方さんは広島を３連覇に導いて名将となりましたが、最後はどのように監督の座を退いたでしょうか。 阪神で言えば金本アニキですね。 阪神を強くしてくれた大功労者の金本さん。 金本さんが監督を引き上けてくれた時の阪神ファンのフィーバーぶりはいまだに覚えています。 しかし金本さんが監督を退いた時はまるで追い出すかのような突然の解任劇でしたよね。 引退試合が涙涙だった場面があり。 監督になるという時は大歓迎のフィーバーがあり。 何年かして成績が振るわず監督を退くときは罵詈雑言を浴びたりして疲弊してチームを去る。 広島も佐々岡さんが退くまでの空気ってそういうのがありましたよね。 それが監督を引き受けることの運命だよという話なのでしょうか。 そんなろくでもない結末が待っている可能性があるのに・・・いやその可能性が高いのにどうして監督を引き受けるのかと思ってしまいます。 本当に損な仕事だなぁと思います。 もうオオカミ少年みたいな頭の悪いことの繰り返しはやめたらいいのにとずっと思っています。 今日の新井さんのフィーバーぶりのまま何年か経って、笑顔で監督を退く日がくるといいなぁと切に願います。 今日の夕方にラジオで放送された「夕刊Genaday」。 先週に続いて今週も唐澤アナウンサーにTwitterのコメントを読んでいただけました。 その内容。
新井さんが表現したい野球を勝ちも負けも含めて味わえるような心持ちで楽しめたらいいですね
穏やかな表現にしたのですが、要は、“負けても罵詈雑言浴びせるなよ”“負けても応援せえよ”ということが言いたくて書きました。 唐澤さんはどんな気持ちでこのコメントを紹介してくださったのかはわかりませんが、私は皮肉100％のコメントです。 もちろん、来年かつての名将を迎える阪神タイガースにも同じことが言えるんですけど。
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