こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
今はまさに戦争中なのですが、あまりに長く戦争が続いているとその存在を忘れてしまいそうになります。
次から次へと情報が飛び込んでくる現代では、長期的に続いているものへの関心を持続させることが困難になっています。要はすぐ忘れるということです。
しかし現実は厳然と存在し、今も悲劇は生まれているのです。
そのことを思うと自らの無力に腹立たしい気持ちになります。
ウクライナでは現在、ロシアが占領した地域で投票が行われています。
ロシア側が占領した地域で実際に住民の声を聞いて、ロシアに編入されるかウクライナへの帰属を望むのかを投票で決めようということが行われています。
ASKAさんはこの住民投票の結果次第で第３次世界大戦に突入なんてことを言っていました。
本当でしょうか。
私にはロシアの“茶番”で世界が大きく動くとは思えないなぁという感想しか抱きません。
当初の予想に反してウクライナの反撃が長く続き、あっという間に占領されるだろうと思われたロシアとの圧倒的な差は今や存在しません。それどころかウクライナ側の勝利が続いていて、侵略戦争からの防衛の凄さを見せつけられています。
ロシアは思うように戦争を進めることができていない現状に対し、予備役と言って、軍人だけでなく国民からも兵力を増強しようという決断をしました。ロシア国民も軍隊での出来事だけではなくて自分たちも戦争に駆り出される可能性が出てきたことで意識が変わっていますようですね。
いざ国民から兵力を増強するということになると・・・要は徴兵されるということになるので多くの人が国外へ逃げようとして空港がいっぱいになったり、“腕を折ろう”と調べている人がいたりするなど混乱をしているようです。
腕を折れば軍隊に行かずに済むだろうということですね。
やっとロシア国内の国民の空気が伝わってきました。
プーチンへの支持率は高いなんて話もありましたが、現実、自分たちが徴兵されるとなるとこんなことになっているということで・・・ロシア側の士気の低下が顕著になりました。
かたやウクライナ側は祖国を守るために士気高く長期戦を戦っています。
大切なことは戦争の大義と士気であることがよくわかります。
さすがに侵略戦争に嬉々として参加したい人は少ないということです。
我が国の未来にこんなことはあっては欲しくないですが、この現実はよく目に焼き付けておきたいと思います。
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