こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
昨日(9/22)に統一教会による記者会見が行われたそうですね。
私自身はその会見を見ていないのですけど、その内容は統一教会が今後どのような態度で活動してゆくかの発表だったということで・・・ご覧になった方はどのような感想を持たれたのでしょうか。
ちょっと前までどこかの学者が「2週間後にはニューヨークみたいになっている」とか「何十万人が死ぬ」とかいうカルト教団みたいなデタラメな“予言”を間に受けて飲食店や旅行業などをリンチしていた国民が今回のような記者会見をどのように受け止めるかにとても興味がありました。
一方で永遠に終わらないかのような“オオカミ少年”状態を繰り返している国民性がこちらの分野でやはり“オオカミ少年”と化すのか。
概ね反応を見ていると、統一教会の“絶対に宗教法人格を失いたくない”という思惑をちゃんと見抜いて且つ彼らの信者に対する冷たい視線を感じ取り、怒りの感情をちゃんと抱いているように見えます。
こうして見ているとコロナと統一教会への世論がどうしてこうも見事に逆転しているのか不思議で仕方がないのですが、これはこれから研究してみたいと思います。
今回の統一教会の会見の小林よしのり氏の感想はこちらです。
当たり障りのないコメンテーターの言葉よりもストレートで力強いですね。
行くところへ行けばちゃんとした考察を見ることができます。
学生時代は“保守論壇”と呼ばれていた、今では“安倍マンセー”軍団に成り果てた界隈に出入りをしていた自分ですが、社会人になってあの思考の硬直性に違和感を抱き、距離を置くようになりました。結果、それで大正解だったなぁとつくづく思うのですが、それは社会が多様性に溢れていたからです。
“中国嫌い”とか“韓国出て行け”なんて言ったって、職場には中国人も韓国人もいるんです。
単純に人間関係が築かれてしまえば、“出て行け”なんて言えなくなるんです。
そして交流すれば、いい人もいたりして、醜悪な人間は日本人に立っているじゃないかってなるんです。
このごくごく当たり前の社会生活から得られる感覚と、思想の世界での“反中”とか“嫌韓”なんて所詮子供騙しというか、硬直した思考にしか感じられなくなったわけですね。
その硬直性こそがカルトだったのだと今なら言えます。
結果、正解でした。
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