こんにちは。広島で遺品整理業を営むはっぴいえんどの西本です。
円安がもう一段階壁を破って140円台に突入しましたね。最近は140円のラインを守るように推移していましたが、明らかに壁が破られた感じです。
要は日本の円の価値が見放されて売っぱらわれているということです。
世界における円の価値がどんどん下がっているということです。
投資家が円を買うということは、いつかは円の価値が上がり自身の資産が増えるということにつながります。価値が上がらないとなれば円の値打ちが下がって損をする前に売ってしまえということになるわけです。
いよいよそういう段階になりましたか?
国民生活にとっては円安になればなるほど外国製品の値が上がり物価が上がることになります。所得が上がらないのに物価が上がるというのは経済にとって最悪な状態です。スタグフレーションなんて言ったりします。
物価は上がって国民生活は疲弊し、円の価値そのものはどんどん落ちてゆく。
これが今起きている非常に危険な状態なのですが、政府が打ち出したことといえばこれです。
今の説明を読んで、岸田総理のこの対策が果たして有効だと思えますでしょうか?
これは岸田総理の政策センスそのものにつながります。
危機的状況に打ち出した政策が果たして日本経済を救うことになっているのか。
国葬だとか統一協会だとかは“政治”の話です。
ただ、今回の円安・物価対策は“政策”の話です。
“政治”のセンスには疑問符が付く印象の岸田総理。
“政策”のセンスはどうでしょうか。
はっきり言って、最悪のセンスです。
最も驚いています。
現状の物価高は円安が原因なのだから、国民に微々たる金をばら撒くぐらいなら円安をどうにかしたらどうなのか。
はっきり言って絶望感しかない“政策”センスです。
“政策”のセンスも……。